町並み感動度ランキング
越前和紙の里 五箇地区(福井県越前市)
越前市の五箇地区は、旧今立町岡本地区にある大滝・岩本・不老・新在家・定友の五つの集落からなる、日本を代表する越前和紙の産地です。全国で唯一の紙の神様・川上御前を祀る岡太神社・大瀧神社があり、和紙文化の中心地として知られています。また、卯建のある建物や歴史ある工房が点在する町並みが残されています。
卯辰山山麓寺院群(石川県金沢市)
卯辰山(うだつやま)と旧北国街道に挟まれたこの地域には、慶長期から延宝期(1596〜1681年)にかけて寺院群がほぼ形成されたと考えられています。この地域には藩政期からの細い街路や町割が現在も残り、山麓の地形に沿って曲がりくねった小路に沿って寺社が建ち並び、寺社と町家が混然一体となった特徴的な景観を形成しています。
旧勝山町月田の町並み(岡山県真庭市)
旧勝山町月田は勝山と備後国東城を結ぶ東城往来沿いの市場町として栄え、多くの人や物資が行き交いました。現在も月田川沿いには、なまこ壁や出格子、虫籠窓を備えた町家や中二階の古民家が残り、往時の面影を色濃く伝えています。静かな山里の風景の中に、かつての市場町の趣を感じることができます。
府中・石州街道の町並み(広島県府中市)
府中は、古くから備後国府が置かれた政治・経済の中心地で、石見と備後を結ぶ石州街道の要地として発展してきました。府中の街道沿いには、江戸時代初期に形成された町並みが今も残り、恋しき(登録有形文化財)などの歴史的建造物を通して、往時の面影を感じることができます。
鶴来の町並み(石川県白山市)
「鶴来」は古くから白山本宮四社のひとつである金劔宮の門前町として白山信仰によって発展しました。江戸時代になると白山街道(鶴来街道)の宿がおかれ酒や醤油の醸造業が盛んになり最盛期には14軒の酒蔵があったと言われています現在においても往時の商家や町家が残されており、かつての街道の面影を偲ぶことができます。
秩父の町並み(埼玉県秩父市)
秩父市街地は門前町、市場町、宿場町の性格をあわせ持つ町で、忍藩領の時代には陣屋も置かれていました。明治中期から昭和初期にかけては「秩父銘仙」として秩父の絹織物が全国的な人気を集めました。この時代に建てられた建物は、現在もカフェや飲食店、資料館などに活用され、往時の面影を残す町並みを楽しむことができます。
大聖寺の町並み(石川県加賀市)
1639年(寛永16年)、加賀藩の第2代藩主であった前田利常が隠居する際、次男の利次に富山10万石を、三男の利治に大聖寺7万石を分封し、大聖寺藩が成立しました。それ以降大聖寺は大聖寺藩の城下町(陣屋町)として発展しました。
戸隠の宿坊群(長野県長野市)
古くから修験道の一大霊場として知られた神仏習合寺院「戸隠山顕光寺」は、江戸時代に入ると各地に「戸隠講」が組織され多くの戸隠講の講員は戸隠へ参詣するようになりました。そのため戸隠には大規模な宿坊群が数多く整備されるようになりました。現在においても戸隠には雄大豪壮な宿坊群などた歴史的な景観が残されており、2017年(平成29年)には重要伝統的建造物群に選定されました。
旧大溝城下町の町並み(滋賀県高島市)
大溝は、天正6年(1578年)に織田信長の甥・織田信澄によって大溝城が築かれ、城下町として整備された町です。その後、江戸時代には大溝藩の陣屋が置かれ、町並みが整えられていきました。現在も、古い町家や細長い区画、水路などに城下町の面影が残されています。特に町の中央を流れる水路は、大溝の町並みを特徴づける景観の一つです。
加世田麓の町並み(鹿児島県南さつま市)
江戸時代、薩摩藩は領内の各地に「外城(とじょう)」と呼ばれる行政区画を設けて統治しており、加世田麓はその外城の一つとして栄えました。自然地形に沿って曲線を描く街路や用水路、用水路に架かる石橋などの景観が加世田麓の特徴です。
毛馬内の町並み(秋田県鹿角市)
毛馬内は1597年(慶長2年)から1607年(慶長12年)にかけて築かれた柏崎館(毛馬内城)の城下町として整備されました。現在においても武家屋敷の面影を残す建物も多く、城下町として栄えた当時の雰囲気を今に伝えています。毛馬内の町並みを特徴づけているのが「こもせ」で冬の積雪から人々の通行や商売を守るために設けられました。
赤坂宿の町並み(岐阜県大垣市)
赤坂宿の東西に延びる町筋には、本陣や脇本陣、17軒の旅籠、商家などが軒を連ね、1843年(天保14年)には、宿場内に292軒の町家が建ち並んでいたとされています。現在も赤坂宿には往時の繁栄を今に伝える古い建物や数多くの史跡が残り、宿場町の面影を感じることができます。
総社商店街筋の町並み(岡山県総社市)
総社は、総社宮 の門前町として栄えたほか、松山往来の宿場町、さらに浅尾藩の陣屋町としての役割も担い、多彩な歴史を育んできました。東西約1.9kmにわたって続く商店街筋には、今も100年以上前に建てられた歴史的建築が点在しています。
城端の町並み(富山県南砺市)
戦国時代に荒木氏が拠っていた城端城の城下町であった城端ですが、1559年に善徳寺が福光から城端に移されたことにより、その門前町として繁栄しました。現在も石垣のある町屋や豪商野村家の土蔵群蔵回廊(今町通り)など往時の面影が残す町並みを見ることができます。
郡上市白鳥の町並み(岐阜県郡上市)
郡上市白鳥町は、白山国立公園の豊かな自然に囲まれ、古くから白山信仰の拠点として栄えた歴史ある町です。白山は717年(養老元年)に開山されたと伝えられ、その後、越前美濃街道は、白山への登拝路としても多くの人々に利用されました。現在においても白鳥町の越前美濃街道沿いには古くからの町屋が建ち並ぶ町並みが残されています。
河内長野(高野街道)の町並み(大阪府)
古くから栄えた河内長野は、高野街道や岩湧街道、大沢街道など、歴史的な街道が交差する交通の要所でした。特に 高野街道は、かつて京や大坂から仏教の聖地である高野山への参詣道として使われ宿場町や商家が発展しました。街道沿いには現在も江戸時代から続く伝統的な建物が点在しており、特に「高野街道酒蔵通り」には風情ある町並みが残されています。
阿保宿の町並み(三重県伊賀市)
初瀬街道(はせかいどう)は奈良県桜井市の「初瀬」から阿保や伊勢地を経て難所である青山峠を越え三重県松阪市の「六軒」に至る街道です。道中には「青山越」などの難所もあり、初瀬から伊勢までは歩いて5〜6日かかったようです。そのため道中には旅籠や茶店が多く設けられここ阿保や伊勢地などは宿場町として大変賑わいました。
上条集落の町並み(山梨県甲州市)
江戸時代、上条集落は主に畑作を中心とした山村集落でしたが、明治時代中期以降は養蚕が盛んに行われるようになりました。そのため、江戸時代に建てられた茅葺の切妻造の家に特徴的な「突き上げ屋根」が追加され、昭和時代中期までには、桟瓦葺の切妻造の家も建てられるようになり、この地域ならではの家並みが形成されました。
松崎の町並み(静岡県松崎町)
松崎では明治初期に養蚕が盛んになり絹の輸出により富を得た人々が、瓦と漆喰を用いた「なまこ壁」造りの家を建て始め、林業や漁業の発展とともにこうした建築が町中に広がりました。現在も、母屋や蔵などに用いられた多くのなまこ壁の建物が日常生活に息づきながら保存されています。
御津町室津の町並み(兵庫県たつの市)
室津は、古来より風波を防ぐ天然の良港として知られており、江戸時代になると参勤交代の際に西国大名が船から陸路に上がるための宿場町となり「室津千軒」といわれるほど栄えました。2006年(平成18年)、室津漁港は「未来に残したい漁業漁村の歴史文化財産百選」(水産庁主催)に選定されました。
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