【町並み感動度】 |
町並み保存度
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残されている宿坊はそれほど多くない印象ですが、山間の宿坊群という特殊な環境は素晴らしく宿坊の壮大さに驚かされます。 | |
町並みの規模
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保存地区は広い範囲になりますが、まとまった宿坊群が見られるエリアはそれほど大きくありません。 | |
観光魅力度
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標高1,000メートル以上の高地にある戸隠神社とその周りの宿坊群の雰囲気は特別です。 |
戸隠連峰や飯縄山が連なる標高1,000メートルを超えるこの地域は、平安中期には修験道の一大霊場として知れられるようになり戸隠神社の前身である神仏習合寺院「戸隠山顕光寺」が成立しました。
鎌倉時代後期には奥院・中院・宝光院が整備され、各院の周辺には衆徒の僧坊が構えられました。
江戸時代に入ると戸隠山顕光寺の衆徒たちの布教活動によって、各地に「戸隠講」が組織されるようになり、戸隠講の講員は戸隠へ参詣するようになりました。
そのため中院と宝光院の参道沿いには、戸隠講を中心とした多くの参詣者を宿泊させるための大規模な宿坊群が整備されていきました。
現在においても戸隠には雄大豪壮な宿坊群や社殿や在家の住宅、石垣等が一体となった歴史的な景観が残されており、2017年(平成29年)には重要伝統的建造物群に選定されました。
目次 ・戸隠神社 ・アクセス |
【電車でのアクセス】
JR長野駅からバスがでています。
長野駅7番乗り場(アルピコ交通バス長野駅前総合案内所前)から「ループ橋経由戸隠高原行き」で約1時間。「戸隠宝光社」で下車。
詳しくは戸隠神社のウェブサイトでご確認ください。
【車でのアクセス】
下の地図の場所に無料駐車場(宝光社駐車場)があります。
訪問日:2023年11月
最後まで見ていただきありがとうございます。
ご感想や、戸隠神社や戸隠の宿坊群についての思い出、これから出かけられる方に役立つ情報等ございましたら、コメント欄で教えていただけると幸いです。