古旅 日本の古い町並み

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赤泊の町並み(新潟県佐渡市)


2025年12月9日
古い町並み , 新潟県

【町並み感動度】
★★★★★
★★★★★70

町並み保存度
★★★★★
★★★★★60
街道沿いに往時の面影を残す板張りの家並みが随所に残されています。
町並みの規模
★★★★★
★★★★★90
赤泊の町を貫く相川街道の沿って1kmあまり続く大規模な町並みです。
観光魅力度
★★★★★
★★★★★60
港町の風情ある町並みをゆっくり散策できます。城の山公園展望台からは展望だけでなく様々な展示を楽しめます。

佐渡の南にある港町、赤泊は、本州に近い場所にあるため、昔から佐渡の南の玄関口として栄えてきた港町です。
土地が狭く農業に向かないため、住民は早くから漁業や回船業に携わり、特に北海道へ渡ってニシン漁などに従事する「松前稼ぎ」で生計を立てていました。
こうして富を得た住民が地元の港の整備等に還元したことが、現在の赤泊港の基礎となりました。

赤泊と佐渡の主要地域を結ぶ道が悪路で便利が悪かったことや、対岸の寺泊でも鉄道との接続が良くなかったことから、明治以降は港としての役割は徐々に縮小し、通の便が整った両津港が、佐渡の主な玄関口として発展していきました。
しかし、今も赤泊には、かつての繁栄を感じさせる町並みが静かに残っています。


目次

佐渡赤泊の町並み


八角形の望楼がある旧田辺邸


八角形の望楼がある旧田辺邸
八角形の望楼がある旧田辺邸
田辺九郎平は1831年に赤泊の小農の家に生まれ、19歳で北海道・江差の商家に奉公に出ました。そこでニシン漁への投資などによって大きな財を築きました。50歳で赤泊に戻ると、「郷土の発展には港の整備が必要だ」と考え、自分の財産を使って赤泊港の改築に取り組み、現在の赤泊港の基礎となりました。

佐渡赤泊の町並み(新潟県佐渡市)
赤泊は本州から近く昔から佐渡の南の玄関口として栄えてきました。

佐渡赤泊の町並み(新潟県佐渡市)
街道に沿って瓦屋根と下見板張りの家並みが続きます。

佐渡赤泊の町並み(新潟県佐渡市)
赤泊の住民の多くは漁業や回船業を営んできました。また、北海道へ渡ってニシン漁などに従事する「松前稼ぎ」で生計を立てていたことでも知られています。

佐渡赤泊の町並み(新潟県佐渡市)
築140年余りの二階屋旅館。建物を低く建てる必要があった時代において二階建てを許されたのが屋号の始まりとされています。

佐渡赤泊の町並み(新潟県佐渡市)
明治以降は赤泊では港としての役割は徐々に縮小し、代わって両津港が佐渡の主な玄関口として発展していきましたが、今も赤泊には、かつての繁栄を感じさせる町並みが残っています。

佐渡赤泊の町並み(新潟県佐渡市)
150年以上の歴史を持つ佐渡を代表する酒蔵の一つ。その建築にも趣があります。

アクセス


【車でのアクセス】
下の地図の場所の赤泊臨海運動公園駐車場(無料)を利用できます。





訪問日:2025年11月




最後まで見ていただきありがとうございます。
ご感想や、赤泊の町並みについての思い出、これから出かけられる方に役立つ情報等ございましたら、コメント欄で教えていただけると幸いです。


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コメント
裕人 2025/12/14 07:29
赤泊は通り過ぎるルートでも無かったので、行ってないですね。港町の細い道の両脇に家が立ち並んでいるんですね。洋館みたいな感じの建物もあっていいですね。旧田辺邸は内部の公開はしていないのですよね。八角形は珍しいですし、外観だけみれば内部は凄いのかなと想像がつきます。

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なおきち(古旅管理人)
2025/12/15 10:48
WEB
旧田辺邸の八角形の望楼と和洋折衷の意匠の建築は赤泊でもひと際目を惹くものでした。旧田辺邸は内部の公開はされていませんでしたが、かなり大規模な建物ですし、内部も相当凝ったものではないかと思います。
現役の旅館や大きな酒蔵があって細い道に沿った家並みもかなりの長さがあり、かつての賑わいが感じられる町並みでした。



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