古旅 日本の古い町並み

温湯温泉の町並み(青森県黒石市)


2026年8月7日  古い町並み , 青森県

【町並み感動度】
★★★★★
★★★★★50

町並み保存度
★★★★★
★★★★★60
小さな温泉街に「客舎」と呼ばれる珍しい宿泊施設が集中しています。
町並みの規模
★★★★★
★★★★★40
小さな温泉街で古い町並みもごく小さい範囲になります。
観光魅力度
★★★★★
★★★★★50
珍しい客舎のある町並みの見学を楽しめるほか、源泉かけ流しの共同浴場を楽しむことも可能です。

温湯温泉(ぬるゆおんせん)は、黒石市郊外にある400年以上の歴史を持つ湯治場です。
「温湯」の名は、体の芯まで温まる“温かな湯”であることから、江戸時代に京都の公家が名付けたと伝えられています(諸説あります)。

かつて津軽地方の温泉では、内風呂のない「客舎」と呼ばれる宿に泊まり、自炊をしながら共同浴場へ通う湯治が一般的でした。
温湯温泉は、今もその「客舎」が残る全国でも貴重な温泉地です。
温泉街の中心には、源泉かけ流しの共同浴場「鶴の湯」があります。一羽のツルが傷を癒していたことから温泉が見つかったという伝説が残されています。
共同浴場を囲むように旅館や民宿、昔ながらの客舎が建ち並び、昔ながらの湯治場の風情を今に伝えています。


目次

「客舎」が残る温湯温泉の町並み


飯塚・温湯温泉の町並み(青森県黒石市)
温湯温泉は、400年以上の歴史を持つ湯治場です。伝統こけしの一つ「温湯こけし」発祥の地としても知られています。大正時代初期に、木地師の家系であった盛秀太郎(もりひでたろう)がこの地でこけしを作り始めたことが、津軽系伝統こけしの礎となりました。

温湯温泉の町並み(青森県黒石市)
かつての津軽の温泉地では、内風呂が無い「客舎」と呼ばれる宿泊施設に泊まり、自炊をしながら共同浴場へ通う湯治が津軽地方の温泉文化でした。

温湯温泉の町並み(青森県黒石市)
温湯温泉には明治から大正時代に建てられた「客舎」が建ち並ぶ貴重な町並みが今も残っています。

温湯温泉の町並み(青森県黒石市)
温泉街の中心には、源泉かけ流しの共同浴場「鶴の湯」があります。一羽のツルが傷を癒していたことから温泉が見つかったという伝説が残されています。

土岐客舎・温湯温泉の町並み(青森県黒石市)
共同浴場「鶴の湯」を囲むように、旅館や民宿、昔ながらの客舎が建ち並び、懐かしい温泉街の風景が広がります。

温湯温泉の町並み(青森県黒石市)
毎年、夏の土用の丑の日には、ご神体の牛の像を温泉に入れる伝統行事「丑湯祭り」が行われ、多くの人でにぎわいます。

温湯温泉の町並み(青森県黒石市)

瑠璃山 薬師寺


温湯温泉・瑠璃山薬師寺
温湯温泉にある瑠璃山薬師寺は、1679年(延宝7年)に開かれた黄檗宗の古刹です。

温湯温泉・瑠璃山 薬師寺の「石割カエデ」
温泉街の守り本尊である薬師如来を祀り、樹齢約500年と伝わる「石割カエデ」があります。また、毎年夏に行われる伝統行事「温湯丑湯まつり」の出発地としても知られています。

アクセス


【電車・バスでのアクセス】
弘南鉄道弘南線黒石駅から弘南バス虹の湖公園行きまたは温川行きで25分、下温湯下車すぐ

【車でのアクセス】
下の地図の場所に薬師寺駐車場(無料)があります。
鶴の名湯 温湯温泉をご利用の方は専用駐車場(無料)を利用することができます。



訪問日:2026年7月




最後まで見ていただきありがとうございます。
ご感想や、温湯温泉の町並みについての思い出、これから出かけられる方に役立つ情報等ございましたら、コメント欄で教えていただけると幸いです。


コメント
裕人 2026/08/12 08:09
黒石市は駅周辺、中町こみせ通り、黒石やきそば「すずのや」に何回か行きましたが、「客舎」が建ち並ぶ町並みは車で通っただけでした。こんなところにも雰囲気のある建物が残っているなと思っていました。特に飯塚の建物はこけしがあるので映えますよね。私が見ることが出来なかった、冬が来る前の10月下旬から11月上旬には中野もみじ山がかなりいいので、奥入瀬渓流からもみじ山もいいかもです。

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なおきち(古旅管理人)
2026/08/12 12:57
WEB
温湯温泉の客舎が並ぶ光景は独特で良かったです。ほかの温泉街とは全く違う雰囲気がありました。私も黒石市の中町こみせ通りには以前も行ったことがありましたが、こちらは初めてで、近くに全く雰囲気の違うこのような町並みがあることに驚きました。黒石やきそばのすずのやは評判ですね。私はまだ食べたことがないので次回はぜひ行ってみたく思います。



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