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神岡町の町並み(岐阜県飛騨市)


2026年7月14日
古い町並み , 岐阜県

【町並み感動度】
★★★★★
★★★★★70

町並み保存度
★★★★★
★★★★★60
昭和の面影を残す町並みが今も残されています。
町並みの規模
★★★★★
★★★★★80
レトロな町並みが町の全域に渡って広がっています。
観光魅力度
★★★★★
★★★★★70
急な坂道や細い路地、清流・高原川が織りなす独特の景観と、昭和の面影を残す町並みの散策を存分に楽しめます。

飛騨市神岡町は、かつて「東洋一」と称えられた神岡鉱山の発展とともに栄えた鉱山の町です。

神岡の鉱山は、天正14年(1586年)に飛騨へ入った豊臣秀吉の家臣・金森長近が鉱山開発を進めたことで大きく発展しました。文禄・慶長年間(1592〜1615年頃)には茂住銀山が最盛期を迎え、1,000戸を超える家々が立ち並ぶほどの賑わいを見せたと伝えられています。
その後いったん衰退しますが、江戸時代になると幕府が鉱山開発を奨励したことで再び活気を取り戻し、茂住銀山や和佐保銀山(後の栃洞坑)は飛騨を代表する鉱山として発展しました。
明治時代には三井組(後の三井鉱山)が鉱山を統合し、近代的な採掘技術を導入。大規模な開発が進められ、神岡鉱山は日本を代表する鉱山として成長し、「東洋一の鉱山」と称されるまでになりました。

現在も町には、鉱山の繁栄を物語る建物や、坂道と路地が入り組む独特の町並みが残り、往時の面影を感じながら散策を楽しむことができます。


目次

昭和の面影を残す神岡町の町並み


神岡鉱山とともに栄えた神岡町の町並み


神岡町の町並み(岐阜県飛騨市)
神岡町は、かつて「東洋一」と称えられた神岡鉱山の発展とともに栄えた鉱山の町です。

神岡町の町並み(岐阜県飛騨市)
金森長近による鉱山開発をきっかけに発展し、文禄・慶長年間には茂住銀山が最盛期を迎えました。

神岡町の町並み(岐阜県飛騨市)
江戸時代には幕府の鉱山開発によって再び活気を取り戻し、飛騨を代表する鉱山として栄えました。

神岡町の町並み(岐阜県飛騨市)
明治時代には三井組(後の三井鉱山)が近代化を進め、神岡鉱山は「東洋一の鉱山」と称されるまでに発展しました。

神岡町の町並み(岐阜県飛騨市)
町には、鉱山の繁栄を今に伝える建物や、昭和の面影を残す町並みが点在しています。

神岡町の町並み(岐阜県飛騨市)
坂道や細い路地、高原川が織りなす風景は、神岡町ならではの魅力です。

大洞水道|神岡町の町並み(岐阜県飛騨市)

朝浦八幡宮に通じる坂道「神坂」の町並み


神岡町の町並み(岐阜県飛騨市)
神岡町には坂道と路地が入り組む独特の町並みが残り、往時の面影を感じながら散策を楽しむことができます。

神岡町の町並み(岐阜県飛騨市)

巨大で複雑な構造を持つ建築、大坪酒造店


大坪酒造店|神岡町の町並み(岐阜県飛騨市)
天保13年(1842年)創業の老舗・大坪酒造店。急斜面を生かした複雑な造りが特徴で、建物内部に石垣が残る珍しい酒蔵です。

大坪酒造店|神岡町の町並み(岐阜県飛騨市)
石垣の上に別々の建物が建っているように見えますが、この写真に見える全体が大坪酒造店の建物になります。

大坪酒造店|神岡町の町並み(岐阜県飛騨市)
建物の外観の写真を撮っていると、たまたま出先から帰ってこられた親切なご主人が建物内を案内してくれました。

大坪酒造店|神岡町の町並み(岐阜県飛騨市)
急斜面に建てられた建物は、場所によって1階から4階建てほどの高低差がある複雑な構造となっており、建物の内部に石垣を取り込んだ珍しい造りを見ることができます。

大坪酒造店|神岡町の町並み(岐阜県飛騨市)

大坪酒造店別邸


大坪酒造店|神岡町の町並み(岐阜県飛騨市)
大坪酒造店別邸は、大正前期(1912〜1918年)に建てられた歴史ある建物です。旧神岡町の中心部にある酒蔵の裏手、高台に建ち、主屋と離れを十字形の渡り廊下で結ぶ珍しい造りとなっています。

大坪酒造店|神岡町の町並み(岐阜県飛騨市)
建物内部には、数寄屋造りの上質な座敷や円窓、書院風の窓など、繊細で美しい意匠が随所に見られます。

神岡城


神岡城|神岡町の町並み(岐阜県飛騨市)
神岡城は、1564年(永禄7年)に武田信玄の命を受けた江馬時盛によって築かれた山城です。越中国への進出を見据えた拠点として築かれ、高原諏訪城の支城として重要な役割を担いました。1585年(天正13年)に金森長近が飛騨を平定すると、その家臣・山田小十郎が城代となります。しかし、1615年(元和元年)の一国一城令により廃城となり、現在は曲輪や石垣、堀などの遺構が残されています。現在の天守と城門は、1970年(昭和45年)に神岡鉱山を所有していた三井金属鉱業神岡鉱業所の創業100周年を記念して建てられた模擬建築です。城内には高原郷土館や鉱山資料館があり、神岡の歴史や鉱山文化を学ぶことができます。

アクセス


【電車・バスでのアクセス】
高山駅から
JR高山本線で飛騨古川駅へ(約15分)
飛騨古川駅前から濃飛バス「神岡方面」に乗車
「西里」バス停で下車。

富山方面から
JR高山本線で猪谷駅へ
猪谷駅から濃飛バス神岡方面に乗車
「濃飛バス神岡営業所前」で下車。

※飛騨古川駅〜神岡間のバスは本数がそれほど多くありません。訪問の際は、事前に濃飛バスの時刻表を確認しておくことをおすすめします。

【車でのアクセス】
下の地図の場所の神岡町コミュニティセンター駐車場(無料)を利用できます。





訪問日:2026年6月




最後まで見ていただきありがとうございます。
ご感想や、神岡町の町並みについての思い出、これから出かけられる方に役立つ情報等ございましたら、コメント欄で教えていただけると幸いです。


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