古旅 日本の古い町並み

佐川町の町並み(高知県佐川町)


2026年6月15日  古い町並み , 高知県

【町並み感動度】
★★★★★
★★★★★62

町並み保存度
★★★★★
★★★★★55
老舗酒蔵の司牡丹酒造をはじめ伝統的な商家や酒蔵、白壁の建物が並ぶ景観が残されています。
町並みの規模
★★★★★
★★★★★50
古い町並みが残るエリアはそれほど大きくありませんが、主に酒蔵通りに沿って見ごたえのある町並みが残されています。
観光魅力度
★★★★★
★★★★★80
青山文庫、牧野富太郎ふるさと館、名教館、など見学できる施設も多く、日本酒などの特産品や雑貨の買い物、カフェなどもあり観光を楽しめます。

佐川町上町地区は、江戸時代に土佐藩筆頭家老・深尾家の城下町として整備され、主に商人が居を構えた町です。

現在もその面影が色濃く残り、伝統的な商家や酒蔵、白壁の建物が並ぶ美しい町並みを見ることができます。なかでも「酒蔵の道」と呼ばれる通りには、老舗酒蔵の 司牡丹酒造 をはじめ、江戸時代から明治時代にかけて建てられた古民家が立ち並び、城下町ならではの風情を感じられます。

2008年(平成20年)には国の歴史的風致維持向上計画の重点区域にも指定されました。


目次

酒蔵、白壁の建物が並ぶ佐川の町並み


司牡丹の酒蔵を中心に広がる佐川の町並み


佐川町の町並み(高知県佐川町)
佐川町上町地区は、土佐藩筆頭家老・深尾家の城下町として整備され、主に商人が居を構えました。老舗酒蔵の司牡丹酒造をはじめ伝統的な商家や酒蔵、白壁の建物が並ぶ景観が残されています。

佐川町の町並み(高知県佐川町)
国の重要文化財である 竹村家住宅 をはじめ、多くの歴史的建造物が残されており、往時の繁栄を今に伝えています。

佐川町の町並み(高知県佐川町)

藩政時代に建てられた司牡丹の酒蔵


司牡丹|佐川町の町並み(高知県佐川町)
佐川町では良質な水と豊かな自然に恵まれた環境のもと、かつて9軒もの造り酒屋が軒を連ねていました。そのうち3つの酒蔵が合併して誕生したのが司牡丹酒造であり、現在も佐川の酒造りの伝統を受け継いでいます。

司牡丹|佐川町の町並み(高知県佐川町)
司牡丹酒造 は、佐川町に残る唯一の酒蔵で、その歴史は藩政時代にまでさかのぼります。町の中心を通る「酒蔵の道」には、江戸時代から現代に至るまでの酒蔵が東西約80メートルにわたって並び、酒どころ佐川ならではの風情ある景観をつくり出しています。

重要文化財「竹村家住宅」と「竹村分家旧竹村呉服店」


重要文化財「竹村家住宅」|佐川町の町並み(高知県佐川町)
国の重要文化財に指定されている 竹村家住宅 は、江戸時代から造り酒屋を営んできた商家です。店舗部分は1780年頃、座敷部分は1838年頃に建てられたとされ、徳川幕府の巡検使の宿として利用されたこともありました。意匠を凝らした欄間や上質な座敷は、武家住宅にも匹敵する格式を備えています。

竹村分家旧竹村呉服店|佐川町の町並み(高知県佐川町)
隣接する 竹村分家旧竹村呉服店 は、かつて呉服商を営んでいた商家の建物です。佐川の商業の歴史を伝える貴重な建築で、2014年に佐川町へ寄贈されました。

旧浜口家住宅(さかわ観光協会)


歴町さかわ|佐川町の町並み(高知県佐川町)
浜口家は江戸中期より佐川で酒造業を営んでいました。 2013年(平成25年)に改築され、観光客を迎える施設として整備されました。

歴町さかわ|佐川町の町並み(高知県佐川町)

佐川文庫庫舎(旧青山文庫)


佐川文庫庫舎(旧青山文庫)|佐川町の町並み(高知県佐川町)
佐川文庫庫舎は、高知県内に現存する最古級の木造洋館で、明治時代の鹿鳴館文化を今に伝える貴重な建物です。1886年(明治19年)に須崎警察署佐川分署として建てられ、その後、川田文庫や青山文庫として利用されました。建物は時代とともに移築を繰り返し、現在は創建当初の場所に近い位置で保存されています。

牧野富太郎ふるさと館


牧野富太郎ふるさと館|佐川町の町並み(高知県佐川町)
佐川町出身の植物学者である牧野富太郎の生家跡地に建てられた資料館です。

名教館|佐川町の町並み(高知県佐川町)
入場は無料で、展示室では牧野博士の遺品が展示されており貴重な音声なども聞くことができます。

アクセス


【電車でのアクセス】
JR佐川駅下車、徒歩10分

【車でのアクセス】
高知自動車道・伊野ICから車で約30分
下の地図の場所に佐川町観光駐車場(無料)を利用できます。



訪問日:2026年1月




最後まで見ていただきありがとうございます。
ご感想や、佐川町の町並みについての思い出、これから出かけられる方に役立つ情報等ございましたら、コメント欄で教えていただけると幸いです。


コメント
裕人 2026/06/18 06:26
竹村家は、店舗部(東棟)は1780年頃、座敷部は1838年の建築と言われていますので、意匠を凝らした欄間など、武家住宅に匹敵するような座敷が見られるようです。和紙張り仕上げの貼り付け壁、付書院の花頭窓など、土佐でしか見られない独特の建築様式も残されていますので、見に行きたいのですが公開日が少なすぎますね。
私は佐川町はスルーしていましたので、竹村家とこの町並みを見に行きたいです。

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なおきち(古旅管理人)
2026/06/18 10:16
WEB
佐川の古い町並みは小さいですが、すごくいい雰囲気でリピートしています。無料で公開している施設も多くて楽しめる町だと思います。竹村家は私が行った時も公開させていませんでした。一度見学してみたいものです。隣の「竹村分家旧竹村呉服店」は「雑貨と喫茶キリン館」という名で雑貨店になっていて、いい感じの雑貨を見ながら蔵の中などを見ることができました。安居渓谷などに仁淀ブルーを見に行かれる方にも是非立ち寄ってもらいたい町だと思います。



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