古旅 日本の古い町並み

外泊の石垣の里(愛媛県愛南町)


2026年6月29日  古い町並み , 愛媛県

【町並み感動度】
★★★★★
★★★★★63

町並み保存度
★★★★★
★★★★★70
民家は減りつつある印象ですが、入り江に面した急こう配の土地に築かれた石垣が見事に残されています。
町並みの規模
★★★★★
★★★★★50
民家の件数はそれほど多くありませんが、急斜面の山腹に石垣で整備された町の規模に驚かされます。
観光魅力度
★★★★★
★★★★★70
他に類を見ない石垣の町並みやそこから見える風景は一見の価値があります。

外泊集落の歴史は幕末にさかのぼります。隣接する中泊地区の人口増加に伴い、二男以下の子どもたちが新たな土地を求めて移り住んだことが始まりとされ、こうして開かれた新しい集落が「外泊」と名付けられました。
住民たちは入り江に面した谷を埋め立てて宅地を造成し、水路を整備するなど、暮らしの基盤を築き上げ、1879年(明治12年)頃までには集落の整備がほぼ完了し、各戸が石垣を積み上げて住まいを構えました。

外泊は、愛南町中心部から西へ延びる西海半島の西端近くの入り江に位置しています。急斜面の山腹には約50軒の民家が肩を寄せ合うように建ち並び、台風や冬の季節風から家々を守るため、高く積まれた石垣が集落を取り囲んでいます。この独特の景観から、外泊は「石垣の里」として広く知られています。

その歴史的・文化的価値は高く評価され、「未来に残したい漁業漁村の歴史文化財産百選」や「美しい日本の歴史的風土100選」、「日本の美しいむら農林水産大臣賞」などに選ばれているほか、「四国八十八景」にも選定されています。


目次

外泊の石垣の里


外泊の石垣の里(愛媛県愛南町)
外泊は、愛南町中心部から西へ延びる西海半島の西端近くの入り江にあり、石垣が築かれた急斜面の山腹には約50軒の民家が軒を連ねています。

外泊の石垣の里(愛媛県愛南町)
幕末の頃より、中泊地区から移住した住民たちは入り江に面した谷を埋め立てて宅地を造成し、水路を整備するなど、暮らしの基盤を築き上げてきました。

外泊の石垣の里(愛媛県愛南町)
台風や冬の季節風から家々を守るため、高く積まれた石垣が集落を取り囲んでいます。この独特の景観から、外泊は「石垣の里」として広く知られています。

外泊の石垣の里(愛媛県愛南町)
外泊の独特な景観は「未来に残したい漁業漁村の歴史文化財産百選」や「美しい日本の歴史的風土100選」、「日本の美しいむら農林水産大臣賞」などに選ばれているほか、「四国八十八景」にも選定されています。

外泊の石垣の里(愛媛県愛南町)
民家の件数はそれほど多くありませんが、急斜面の山腹に石垣で整備された町の規模に驚かされます。

外泊の石垣の里(愛媛県愛南町)
外泊の急こう配の路地を歩くと、歴史的な景観と自然の美しさが調和した独特の風景を楽しむことができます。

アクセス


【電車でのアクセス】
JR予讃線「宇和島駅」から宇和島バスで城辺方面へ約50分、「城辺営業所」または「愛南町役場」で下車。あいなんバス「外泊・城辺線」に乗り換え、「外泊」下車、徒歩すぐです。
なお、外泊方面のバスは本数がかなり限られているため、時刻表の事前確認は必須です。愛南町の公式サイトの時刻表はこちら(あいなんバス路線図・時刻表)です。

【車でのアクセス】
下の地図の場所の外泊集会所前公共駐車場(無料)を利用できます。



訪問日:2025年4月




最後まで見ていただきありがとうございます。
ご感想や、外泊の石垣の里の町並みについての思い出、これから出かけられる方に役立つ情報等ございましたら、コメント欄で教えていただけると幸いです。


コメント
裕人 2026/07/02 21:27
愛南町といえば、外泊の石垣の里ですね。入り江に面した急斜面に、高い石垣をめぐらした家々がひしめき合うように立ち並んでいるのはすごい景観です。石垣は台風や冬の北西季節風による潮害を防ぐために造られたものらいいですね。最近は大雨が多いので地滑りで無くならないか心配になっています。ただ、毎年3月から4月にかけて「だんだんひな祭り」を開催していまして石垣の里にちなんで石に雛飾りやアート作品を描いた作品が展示されているときに行ったのでよかったです。期間中は夜間にイルミネーションが点灯しているので雰囲気もいいです。

返信コメントを書く
メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です。
コメント *
お名前 *

サイト

メール

下に表示されている番号を入力してください。


 


なおきち(古旅管理人)
2026/07/03 07:06
WEB
外泊の石垣の里に行ったときは、斜面のずっと上のほうまで築かれた石垣を見て、こんなところがあるのかと驚きました。上から見る石垣と家々とその向こうに広がる海の景色は最高でした。
「だんだんひな祭り」のことは知りませんでした。夜にイルミネーションが点灯するときれいでしょうね。一度見てみたいです。
麓にある「休憩所しおかぜ」は無人でしたが、ポストカードを販売していて版画家の海野光弘さんのポストカードを購入しました。版画を通して昭和の外泊の風景が想像できて感慨深かったです。



コメントを書く
メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です。
コメント *
お名前 *

サイト

メール

下に表示されている番号を入力してください。










ページ上に戻る

ホーム都道府県重伝建地区町並み感動度古旅へのご連絡

furutabi.com