古旅 日本の古い町並み

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大湫宿の町並み(岐阜県瑞浪市)


2026年4月17日
古い町並み , 岐阜県

【町並み感動度】
★★★★★
★★★★★50

町並み保存度
★★★★★
★★★★★50
件数は少ないものの高地の山間に古い宿場町の風景が見事に残されています。
町並みの規模
★★★★★
★★★★★40
古い町並みが残るエリアは限られていますが、見ごたえがある町並みです。
観光魅力度
★★★★★
★★★★★60
山間の宿場町の風景は素晴らしく、神明神社に保存されている大湫の大杉は一見の価値があります。足を延ばせば琵琶峠の石畳を歩くこともできます。

大湫宿は、中山道47番目の宿場町で、1604年(慶長9年)に新たな宿場として設けられました。
海抜約510メートルの高地に位置し、美濃16宿の中でも最も高い場所にある宿場として知られます。周囲には急坂が続き、江戸時代には旅人や人馬にとって難所とされた峠の宿でした。

宿場の長さは東の寺坂下から西の高札場まで約340メートル。戸数は70〜80戸ほどで、そのうち35軒前後が旅籠を兼ねていたとされ、往時は多くの旅人でにぎわいました。家々の境界には石積みの側溝が残り、新宿として計画的に整えられた様子がうかがえます。

現在も大湫宿には、格子戸や塗込め壁の民家、復元された高札場などが残り、江戸時代の旅籠町らしい風情を感じながら散策を楽しめます。


目次

大湫宿の町並み


江戸時代の旅籠町らしい風情が大湫宿


大湫宿の町並み(岐阜県瑞浪市)
大湫宿は、美濃16宿の中で最も標高が高い(約510メートル)場所にあり旅人にとっては難所の一つでした。

大湫宿の町並み(岐阜県瑞浪市)
宿場の長さは約340メートルで、戸数は70〜80戸ほどのうち35軒前後が旅籠を兼ねていたとされています。

大湫宿の町並み(岐阜県瑞浪市)
格子戸や塗込め壁の民家、復元された高札場などが残り、山間の宿場町らしい風情が感じられます。

大湫宿の町並み(岐阜県瑞浪市)

圧倒的な存在感の巨木「大湫の大杉」


大湫の大杉・大湫宿(岐阜県瑞浪市)
大湫宿の神明神社にあった「大湫の大杉」は、樹齢約670年と伝わる巨木で、宿場を見守ってきたご神木です。目通り周囲約11メートル、高さ40メートルを超える堂々たる姿は、古くから旅人の目を引く存在でした。江戸時代の文人 大田南畝 も旅日記『壬戌紀行』の中で「大きなる杉の木あり。木のもとに新明の宮をたつ」と記しており、当時から宿場の象徴であったことがうかがえます。

大湫宿・神明神社「大湫の大杉」
残念ながら2020年(令和2年)の豪雨で倒れてしまいましたが、現在は地域の人々によって幹の一部が大切に保存され、往時の姿をしのぶことができます。

大湫宿と細久手宿を結ぶ琵琶峠の石畳


琵琶峠の石畳(岐阜県瑞浪市)
大湫宿と細久手宿を結ぶ道のりにある琵琶峠は、標高557メートルに位置し、美濃十六宿の中でも最も高い峠として知られています。峠道には、日本最大級ともいわれる全長約730メートルの石畳が残り、江戸時代の旅人が歩いた道の趣を今に伝えています。その景観は、浮世絵『木曽街道六十九次』や『木曽路名所図会』にも描かれてきました。

八瀬沢一里塚・琵琶峠(岐阜県瑞浪市)
頂上直下には八瀬沢一里塚が当時の姿のまま残されており、往時の中山道を実際に歩いて体感できる貴重なスポットです。

アクセス


【電車+タクシーでのアクセス】
JR中央線「釜戸駅」よりタクシーで10分
JR中央線「瑞浪駅」よりタクシーで25分

【車でのアクセス】
下の地図の場所の大湫宿西駐車場(無料)を利用できます。





訪問日:2025年6月




最後まで見ていただきありがとうございます。
ご感想や、大湫宿の町並みについての思い出、これから出かけられる方に役立つ情報等ございましたら、コメント欄で教えていただけると幸いです。


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