-
ホーム
-
寺社など建物
寺社など建物

高野山(和歌山県高野町)
816年(弘仁7年)に空海によって開かれた高野山は、全域が総本山金剛峯寺の境内地とされ「一山(いっさん)境内地」と言われています。現在は「壇上伽藍」を中心とした町並みが広がっていて、寺院数は総本山金剛峯寺、大本山宝寿院のほか、子院が117寺に及びます。
中尊寺(岩手県平泉町)
1105年(長治2)よりに奥州藤原氏の初代・藤原清衡によって大規模な堂塔造営が行われました。創建当時の姿のまま残った唯一の建造物である金色堂は清衡が自身の廟堂として1124年(天治元年)に建立したもので、中尊寺の堂塔の中でもとりわけ意匠が凝らされ、平安時代後期の工芸技術を結集した建築物となっています。
瑞巌寺(宮城県松島町)
関ヶ原の戦い後、伊達政宗によって創建された瑞巌寺は5年の歳月をかけて1609年(慶長14年)に完成しました。桃山建築の特色をよく表している瑞巌寺の建造物は、1953年(昭和28年)に本堂と御成玄関が、1959年(昭和34年)に庫裡と本堂をつなぐ廊下が国宝に指定されました。
太宰治記念館「斜陽館」(青森県五所川原市)
太宰治の生家として知られるこの豪邸は、衆議院議員であった太宰治の父、津島源右衛門によって1907年(明治40年)に建築された大変大きな入母屋造りの邸宅です。太宰の死後、1950年(昭和25年)に津島家を売却し、旅館「「斜陽館」して平成8年まで46年間にわたって営業されました。現在は太宰治記念館 「斜陽館」として公開されています。
高山稲荷神社(青森県つがる市)
高山稲荷神社の創建は鎌倉から室町時代と伝えられています。高山稲荷神社は200本以上の朱色の鳥居が並ぶ所謂「千本鳥居」で有名で、季節ごとに異なる姿を見せることから多くの観光客を集めています。
瑞鳳殿(宮城県白石市)
「瑞鳳殿」は仙台藩初代藩主の伊達政宗の霊廟廟として1637(寛永14年)に創建されました。瑞鳳殿は、本殿、拝殿、唐門、御供所、涅槃門からなり、何れも桃山文化の影響を色濃く残しています。瑞鳳殿は1931年(昭和6年)に国宝に指定されましたが、1945年(昭和20年)の仙台空襲によって焼失しました。その後1979年(昭和54年)に再建され人気の観光地となっています。