【町並み感動度】 |
町並み保存度
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古い家屋がほぼ完全な状態で残されているのは圧巻です。 | |
町並みの規模
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小さな集落ではありますが、集落のほぼ全てが古い町並みです。 | |
観光魅力度
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山中にある小さな集落でお土産店なども少ないですが、それだけにありのままの町並みを見学できます。 |
岡山県高梁市の山間にある吹屋の町並みを訪れました。
江戸時代に日本で始めてベンガラの生産に成功し日本唯一の産地として繁栄しました。
褐色のベンガラの町並みは他には見られない独特の雰囲気を作り出しています。
古い町並みでも指定の場所を離れれば新しい住宅が立ち並ぶ光景が通常なのですが、ここは山の中にある小さな村といった感じで古い家屋以外のものは何も見当たりません。
この日は朝早い時間帯ということもあってかほとんど人に出会うこともありませんでした。
お土産店などもほとんどなく昔の姿がそのまま残されているようで、まさにタイムスリップした気分が味わえました。
目次 ・アクセス |
この先に本当に町があるのか少々不安になりながらも山道をしばらく走ると、ようやく吹屋ふるさと村に辿り着きました。
ここに辿り着くには山道を長時間ドライブするか、「備中高梁駅」よりバスで1時間程度かけていく方法以外になさそうです。
町の入り口には無料駐車場がありました。
旧片山家住宅(国指定重要文化財)
ベンガラ豪商、片山一門の総本家。200年以上ベンガラの製造と販売を行っていました。
1900年から建築され2012年(平成24年)3月末まで現役最古の木造校舎として使用されていました。
本山山神社から吹屋の町並みを見下ろすことができます。
明治中期の建物で昭和30年成羽町と合併するまで吹屋町の役場でした。
現在は資料館として使用され、家具や仕事道具、火消車などが展示されています。
JR伯備線「備中高梁駅」より
車で40分もしくは吹屋行きバス乗車55分
車:岡山自動車道賀陽IC 50分
最後まで見ていただきありがとうございます。
ご感想や、吹屋の町並みについての思い出、これから出かけられる方に役立つ情報等ございましたら、コメント欄で教えていただけると幸いです。