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香川県
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本島町笠島の町並み(香川県丸亀市)
本島の笠島地区は天然の良港であったため、戦国時代までは塩飽水軍の本拠として、江戸時代には塩飽廻船の根拠地として廻船問屋を中心とした町並みが形成されていきました。1720年代には幕府からの命によって廻船問屋と船舶を大阪の廻船業者に譲ることになりましたが、笠島の人々は船舶建造の技術を生かし「塩飽大工」として各地で活躍しました。
丸亀城(香川県丸亀市)
天正15年(1587年)讃岐に封ぜられた生駒親正は、息子の一正とともに丸亀城の築城を開始し、1602年(慶長7年)に完成しました。一国一城令により生駒氏は丸亀城を廃城しましたが、西讃岐の藩主となった山崎家治によって1643年 (寛永20年)に丸亀城は再建されました。
引田の町並み(香川県東かがわ市)
古くから天然の良港「風待ちの港の町」として開かれていたこの地に引田城が築かれてから商業が発展しはじめ、安土桃山時代に始まった醤油醸造によって港町は繁栄しました。現在も引田の町には江戸時代から明治時代にかけての古い町並みが多く残っており近代以前の漁師町の風情をとどめています。
高松城(香川県高松市)
1587年(天正15年)に豊臣秀吉から讃岐一国を与えられた生駒親正はこの地を高松と改め、翌年の1588年(天正16年)から高松城の築城を開始しました。設計は、築城の名手であった黒田孝高とも細川忠興ともいわれ、瀬戸内の海水を外堀、中堀、内堀に引き込んだこの城は日本の三大水城のひとつといわれています。
多度津の町並み(香川県多度津町)
室町時代に多度津は香川氏の拠点となると城下町が形成され、1694年(元禄7年)に多度津藩が成立すると多度津藩の城下町として商工業の港町として栄えました。1838年(天保9年)には湛甫(たんぽ)と呼ばれる船溜りを築かれてからは、北前航路や金比羅参詣船の寄港地としても大変繁栄しました。