【町並み感動度】 |
町並み保存度
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瀬戸内の島の古い港町の姿が見事に保存されています。 | |
町並みの規模
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笠島地区はそれほど大きな地区ではありませんが、地区のほぼ全域に渡って保存されている町並みは圧巻です。 | |
観光魅力度
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飲食店や土産物店などはほとんどありませんが、とても静かな町でゆっくり町並み見学を楽しめます。 |
瀬戸内に点在する塩飽諸島のひとつである本島の笠島地区は三方を山で囲まれた天然の良港であったため、戦国時代までは塩飽水軍の本拠として、江戸時代には塩飽廻船の根拠地として廻船問屋を中心とした町並みが形成されていきました。
しかし廻船問屋の乱立によって塩飽廻船の勢力は次第に衰え、1720年代には幕府からの命によって廻船問屋と船舶を大阪の廻船業者に譲ることになりました。
笠島の人々は船舶建造の技術を生かし、家の大工に転向し「塩飽大工」として各地で活躍しました。
この塩飽大工たちは笠島に戻る度に家屋を手入れをしていました。このことが笠島において江戸時代の町並みがほぼ完全な形で保たれる要因となりました。
1985年(昭和60年)には重要伝統的建造物群保存地区として選定され、家屋の修復等保全が進められています。
目次 ・アクセス |
本島へは丸亀市福島町にある「本島汽船」からフェリーに乗る必要があります。乗船時間は約35分で本島港に到着します。
本島港から笠島の町並みまでは徒歩約25分です。本島汽船待合所でレンタサイクルを借りることもできます。本島汽船のウェブサイトでご確認ください。
【「本島汽船」まで電車でのアクセス】
JR丸亀駅から徒歩約7分
【「本島汽船」まで車でのアクセス】
丸亀市営 港駐車場(有料/普通車30分毎100円)が便利です。詳しくは丸亀市駐車場案内でご確認ください。
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訪問日:2023年1月
最後まで見ていただきありがとうございます。
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