静岡県
花沢の里(静岡県焼津市)
花沢は焼津市北部の山間に位置する約30戸の集落で、集落内を花沢川と並行して伸びる街道は旧東海道の一つとされています。集落には江戸時代からの主屋や明治後半に盛んになったお茶や蜜柑栽培に関連した附属屋が多く残されています。花沢の集落と家々は増改築をしながらも、江戸時代からの形を現在までほぼ保ち続けており、2014年(平成26年)には国の重要伝統的建造物群に選定されました。
宇津ノ谷集落(静岡県静岡市)
中世から交通の要所として栄えた宇津ノ谷は、江戸時代に東海道が整備されると、大名行列が行き交う街道の一部となりました。宇津ノ谷峠の周辺には鞠子宿と岡部宿が設けられ、その中間地点にあたる「間の宿」として、宿屋や商店が立ち並び賑わいました。宇津ノ谷には往時の面影を残す町並みが現在も見られ、2010年には国の史跡に指定されました。
東海道・由比宿(静岡市清水区)
由比宿は、東海道五十三次の16番目の宿場町で、薩埵峠(さったとうげ)の東麓に位置しています。当時の由比宿には本陣1軒、脇本陣1軒、旅籠32軒があり、静岡県内の宿場の中では最も小さな規模でしたが、現在も往時の面影を残す町並みが残っています。
東海道・島田宿(静岡県島田市)
1601年(慶長6年)の東海道の整備に伴い、大井川の東西に位置する島田宿と金谷宿も宿場として指定されました。しかし大井川では、橋を架けることも渡し船を使うことも禁じられ、人も荷物もすべて「歩行越し」で渡るよう定められていました。
松崎の町並み(静岡県松崎町)
松崎では明治初期に養蚕が盛んになり絹の輸出により富を得た人々が、瓦と漆喰を用いた「なまこ壁」造りの家を建て始め、林業や漁業の発展とともにこうした建築が町中に広がりました。現在も、母屋や蔵などに用いられた多くのなまこ壁の建物が日常生活に息づきながら保存されています。
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