古旅 日本の古い町並み

花沢の里(静岡県焼津市)


2024年10月7日  古い町並み , 重要伝統的建造物群保存地区 , 静岡県

【町並み感動度】
★★★★★
★★★★★70

町並み保存度
★★★★★
★★★★★90
花沢川と並行して伸びる旧東海道に沿って江戸時代から明治の石垣と建物が見事に残されています。
町並みの規模
★★★★★
★★★★★50
山間の南北約500mのごく小さな集落です。
観光魅力度
★★★★★
★★★★★70
自然豊かで美しく静かな山間の集落は散策に最適です。花沢川に沿って古い建物が続く素晴らしい景観を楽しめます。

花沢は焼津市北部の山間に位置する約30戸の集落で、集落内を花沢川と並行して伸びる街道は旧東海道の一つとされています。
屋敷地が密集するのは南北約500mの細長い範囲で、集落の北端には法華寺があります。その先を進むと日本坂峠を越える山道となります。

集落には江戸時代からの主屋や明治後半に盛んになったお茶や蜜柑栽培に関連した附属屋が多く残されています。
街道沿いは傾斜地のため石垣を築いて造成された敷地の上に建物が並ぶ独特の景観を見ることができます。

花沢の集落と家々は増改築をしながらも、17世紀の江戸時代からの形を現在までほぼ保ち続けており、2014年(平成26年)には国の重要伝統的建造物群に選定されました。


目次

旧東海道の一つ 花沢の里


花沢の里(静岡県焼津市)
花沢川と並行して伸びる道は旧東海道のひとつとされています。街道沿いには、石垣の上に建てられた板張りの家が並んでいます。

花沢の里(静岡県焼津市)
花沢の集落と家々は増改築をしながらも、17世紀の江戸時代からの形をほぼ保ち続けています。

花沢の里(静岡県焼津市)
明治から盛んになった蜜柑栽培は花沢の集落の生業として重要で、附属屋は農作業や蜜柑貯蔵、季節労働者の宿泊にも利用されていました。

花沢の里(静岡県焼津市)
傾斜地には石垣が築かれ、その上に附属屋が並び、石垣と建物が階段状に連なる独特の景観を作り出しています。

花沢の里(静岡県焼津市)
街道を北に進むと、集落は途切れ、静岡市との境となる山を越える山道、日本坂峠に繋がります。

アクセス


【電車でのアクセス】
タクシー…JR焼津駅から約10分。
レンタサイクル…焼津駅から約20分
レンタサイクルについては焼津まちなかレンタサイクルのウェブサイトでご確認ください。
【車でのアクセス】
下の地図の場所に無料駐車場(花沢の里観光駐車場)を利用できます。休日にはハイキングの方で満車になることもあります。その場合は少し下にも観光駐車場がありますのでそちらをご確認ください。



訪問日:2024年9月




最後まで見ていただきありがとうございます。
ご感想や、花沢の里についての思い出、これから出かけられる方に役立つ情報等ございましたら、コメント欄で教えていただけると幸いです。




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