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宇津ノ谷集落（静岡県静岡市）
宇津ノ谷集落（静岡県静岡市）
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町並み保存度
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峠近くの宿場であった集落の雰囲気が見事に残されています。
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町並みの規模
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山間の小さな集落ですので、町並みの規模はそれほど大きくありません。
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観光魅力度
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峠に繋がる山間の小さな宿場の風情のある雰囲気が素晴らしく一見の価値があります。
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宇津ノ谷は中世から交通の要所として栄え、和歌に詠まれたり、歌舞伎の怪談劇『蔦紅葉宇都谷峠（つたもみじうつのやとうげ）』の舞台としても知られています。
江戸時代に入ると参勤交代制度とともに東海道が整備され、宇津ノ谷周辺も大名行列が行き交う街道の一部となりました。宇津ノ谷峠の周辺には鞠子宿と岡部宿が設けられ、集落はその中間地点にあたる「間の宿」として、宿屋や商店が立ち並び賑わいました。
こうした歴史的背景から、宇津ノ谷は近世東海道の交通の姿を今に伝える貴重な場所として、2010年に「東海道宇津ノ谷峠越」として国の史跡に指定され、「歴史の道百選」にも選ばれています。
間の宿として賑わった宇津ノ谷
道の駅・宇津ノ谷峠から少し車道を歩き石畳の道に入るとすぐに村中橋とその向こうの宇津ノ谷の集落が見えてきます。
万葉の頃から人々が行き交った宇津ノ谷峠の麓にある宇津ノ谷集落。傾斜のある集落の屋敷は石垣で築かれています。
東海道・宇津ノ谷峠の麓にある宇津ノ谷集落は、丸子宿と岡部宿のあいだに位置する「間の宿（あいのしゅく）」として栄えました。現在においてもその面影を十分に感じることができます。
街道はここから一気に急勾配になり峠に向かいます。往時の旅人たちの足音や暮らしの息づかいが感じられる、歴史情緒あふれるスポットです。
宇津ノ谷峠を貫く赤レンガ造りの明治宇津ノ谷隧道
静岡市と藤枝市を結ぶ宇津ノ谷峠にある、赤レンガ造りの歴史的なトンネルです。1904年（明治37年）に開通し、崩落した初代トンネルの一部を利用して修復・改築されました。現存する宇津ノ谷のトンネルとしては最も古く、「明治隧道」の名で親しまれています。文化財としての正式名称は「明治宇津ノ谷隧道」で、1997年（平成9年）には国の登録有形文化財に指定されました。
通行は徒歩のみ可能で、内部では側面とアーチ部分に使われているレンガの種類や積み方に、初代との違いを見ることができます。照明には初代を思わせるカンテラ風のランプが設置されています。
アクセス
【電車でのアクセス】
JR静岡駅北口から、しずてつジャストライン中部国道線（岡部経由 藤枝駅行き）に乗車。
約30分間乗車し、「宇津ノ谷入口」で下車。
バス停から徒歩約10分で、宇津ノ谷集落や明治のトンネルへアクセスできます。
【車でのアクセス】
下の地図の場所（道の駅 宇津ノ谷峠の駐車場）を利用できます。
道の駅 宇津ノ谷峠(上り·静岡市側)から徒歩約7分
道の駅 宇津ノ谷峠(下り)から徒歩約10分
訪問日：2024年9月
最後まで見ていただきありがとうございます。
ご感想や、宇津ノ谷集落についての思い出、これから出かけられる方に役立つ情報等ございましたら、コメント欄で教えていただけると幸いです。
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裕人
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2025/07/28 08:09
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宇津ノ谷峠もトンネルの両脇に道の駅があるので、そこで買い物をしていきました。
バイパスが通ったので楽に峠を越えられますが、昔はかなりの勾配を歩いて越えるのはさぞかし大変だっただろうと思います。宇津ノ谷集落も行きましたが、隧道も含め昔の雰囲気が少し残っていたので、歩いてみてよかったです。
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なおきち（古旅管理人）
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2025/07/29 11:23
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WEB
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裕人さん、コメントありがとうございます。
宇津ノ谷集落の雰囲気は風情があっていいですね。軒先に屋号の看板が掲げられていて昔の賑わいも想像できました。
私も宇津ノ谷峠の道の駅に立ち寄って「むかご羊羹」を買いました。名前はちょっと怖いのですが、なかなか美味でした。
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