【感動度】 |
湯築城は、近世の城郭が持つ石垣や天守が無く地形を用して作られた平山城です。
平成14年(2002年)に国の史跡に指定され、日本100名城、日本の歴史公園100選にも選定されています。
湯築城は伊予の豪族河野氏によって建武年間(1334年〜1338年)に道後に築かれました。
1585年の羽柴秀吉による四国征伐によって、湯築城の河野氏も約1ヶ月の篭城の後に降伏しました。
その後、江戸期には伊予松山藩の管理下に置かれました。
1602年には松山城の築城が開始されますが、その際に湯築城の瓦等の建材が流用されたことが発掘調査により判明しています。
目次 ・武家屋敷 |
この湯釜は温泉の湧出口に設置されていたもので、なんと奈良時代の天平勝宝年間(749〜757)に作られたと伝えられているようです。
道後温泉本館ができた1894年(明治27年)まで使用されていました。
道後温泉本館は2019年1月より保存修理工事が行われています。2022年1月現在、営業は行われていましたが外観はこのような状態です。
1894年(明治27年)落成の道後温泉の象徴である道後温泉本館の外観を見ることができないのは残念ですが、末永く維持するため仕方のないことですので、工事完了を楽しみに待ちたいです。
なお、工事は、2024年12月まで続くようです。これから行かれる方は営業の状況などホームページでご確認ください。
2011年に訪れた際に撮影した道後温泉本館はこちらです。
道後温泉駅前に坊っちゃん列車が停車していました。
夏目漱石の「坊っちゃん」に「マッチ箱のような汽車」として登場することから坊っちゃん列車と呼ばれるようになりました。
1960年に廃止されたあと、2001年にディーゼル動力で復元され復活しました。
坊っちゃんカラクリ時計は、1994年に道後温泉本館百周年を記念して作られました。
1時間ごとに音楽とともに「坊っちゃん」のキャラクターが登場します。なかなか凝った演出が見られます。
商店街内にある箸の専門店です。これほど多くの数の箸を取り扱うお店は見たことがないです。箸には無料で名入れしてくれます。
湯築城跡へは道後温泉から歩いて3分ほどで到着します。展望台もあり道後温泉に滞在する際の散策に最適です。
【電車でのアクセス】
JR松山駅より路面電車で道後公園駅まで約20分、下車してすぐ
道後温泉駅から徒歩3分
【車でのアクセス】
松山自動車道・松山ICから車で約20分
伊予銀行道後支店の前にコインパーキングがあります。
訪問日:2022年1月
最後まで見ていただきありがとうございます。
ご感想や、湯築城跡や道後温泉についての思い出、これから出かけられる方に役立つ情報等ございましたら、コメント欄で教えていただけると幸いです。