【町並み感動度】 |
町並み保存度
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山間に宿場町の面影を残す町並みが見事に残されており、大変見ごたえのあるものとなっています。 | |
町並みの規模
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宿場町はかなりの規模で途中町並みが途切れる部分もありますが、立川沿いの美しい自然の中散歩を楽しめます。 | |
観光魅力度
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美しい自然の中にある宿場町、資料館、北畠神社など見どころたくさんです。道の駅「美杉」で地元の特産を買うこともできます。 |
目次 |
伊勢国司から戦国大名となった北畠氏の拠点として霧山城(きりやまじょう)が築城されて以降、多気は南北朝時代から戦国時代は南伊勢の都として、また北畠氏の軍用道路としても重要な役割を果たしていました。
伊勢本海道は古くから大和と伊勢を結ぶメインルートでありましたが、特に江戸時代になると伊勢講によるお蔭参り(伊勢神宮への集団参詣)が盛んになり毎日多くの団体が行き交い大変賑わいました。
古文書によると上多気の街道筋には20件もの旅籠があったとされています。また「万屋・結城屋・トフ屋・米屋・仕立屋・油屋・笠屋・足袋屋・桶屋・鍛冶屋・左官屋」などの屋号が残されており、この地域には旅籠だけでなく様々な商人や職人が住んでいたことがわかります。
現在は山間部の静かな町といった雰囲気ですが、宿場町の面影を残す町並みが見事に残されており、大変見ごたえのあるものとなっています。
北畠神社は初代伊勢国司として南朝奉護に尽くした北畠顕能を主祭神としています。
【電車・バスでのアクセス】
JR名松線「伊勢竹原駅」から「丹生俣」行き市営バス(津市コミュニティバス)にて約40分「道の駅美杉」もしくは「北畠神社前」下車
【車でのアクセス】
伊勢自動車道「久居IC」から国道165号線・県道15号久居美杉線経由、車で約60分
三重県津市の国道368号線沿いにある「道の駅美杉」(下記地図)から徒歩5〜10分程度です。
訪問日:2022年6月
最後まで見ていただきありがとうございます。
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