古旅 日本の古い町並み

蒲生麓の町並み(鹿児島県姶良市)


2023年10月20日  古い町並み , 鹿児島県

【町並み感動度】
★★★★★
★★★★★60

町並み保存度
★★★★★
★★★★★60
武家屋敷は保存されていませんが、石垣やイヌマキの生け垣、武家門が多く残されています。
町並みの規模
★★★★★
★★★★★60
当時からの石垣と生け垣の通りが大変広範囲に渡って残されます。
観光魅力度
★★★★★
★★★★★60
町並みはさることながら日本一の巨木「蒲生のクス」や地元に人にも人気の物産館「くすくす館」など観光を楽しめます。

江戸時代、薩摩藩は領内を「外城(とじょう)」と呼ばれる行政区画に分けて統治しており、蒲生(かもう)にも享保年間 (1716年から1736年) に現在の地域に武家集落としての 「麓(ふもと)」 が形成され外城のひとつとなりました。
天然の堀となる2つの川に挟まれた蒲生麓には当時の町割りがほぼそのまま残されており石垣やイヌマキの生け垣、また身分の高さによって形が異なる武家門から住時の姿を偲ぶことができます。
また、蒲生八幡神社には当時の武士も仰ぎ見た日本一の巨木に認定された「蒲生のクス」があり、こちらも一見の価値があります。


目次

蒲生麓の石垣とイヌマキの生け垣


石垣とイヌマキの生け垣
蒲生麓には当時の町割りがほぼそのまま残されており石垣やイヌマキの生け垣の美しい通りがいくつも残されています。

武家門
武家門の形状は身分の高さによって異なるそうです。

御仮屋門
御仮屋門
蒲生郷の行政・軍事を司った地頭仮屋の正門で、通称「御仮屋門」と称されています。もともと門の左手には鐘撞堂があり、周囲には建物が並んでいましたが、現在はこの門だけが当時の面影を留めています。

日本一の巨樹に認定された蒲生のクス(蒲生八幡神社)


蒲生のクス(蒲生八幡神社)
圧倒的な存在感があるこの「蒲生のクス」 は、1988(昭和63)年度に環境庁の巨樹・巨木林調査によって、日本一の巨樹であることが証明されました。

「蒲生のクス」
樹齢は定かではありませんが、1123年 (保安4年)にこの地に正八幡若宮 (蒲生八幡神社)が建立されたときにはすでに「蒲生のクス」は神木として祀られていたといわれています。

アクセス


【バスでのアクセス】
鹿児島中央駅〜蒲生支所前まで約60分
【車でのアクセス】
下の地図の場所に無料駐車場(蒲生観光交流センター)があります。



訪問日:2023年2月




最後まで見ていただきありがとうございます。
ご感想や、蒲生麓の町並みについての思い出、これから出かけられる方に役立つ情報等ございましたら、コメント欄で教えていただけると幸いです。




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