【町並み感動度】 |
町並み保存度
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国宝や重要文化財が多く残る専修寺のほか、周囲にも江戸期以降のお寺や古民家残されています。 | |
町並みの規模
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専修寺と末寺が集まる寺町通に古い建築物が集中しています。ただ現存する古い町並みの範囲はそれほど大きくありません。 | |
観光魅力度
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専修寺とその周りの末寺や古民家は一見の価値があります。 |
一身田・寺内町は、戦火に備え、真宗高田派の本山である専修寺を中心に堀で囲んだ防御的な自治集落で、専修寺の周囲には末寺や商家が建ち並び、その外側には堀が巡っています。
国宝である専修寺の御影堂と如来堂のほか、周囲にも江戸期以降のお寺や古民家残されています。
目次 ・寺町通り ・アクセス |
御影堂は1645年(正保2年)の大火の後、1666年(寛文6年)に津幡の強力な援助を受けて再建されたものです。専修寺最大の建物であり、現存する木造建築物として全国で五番目の大きさになります。
如来堂は隣の御影堂の半分弱の広さですが、バランスを取るため建物の高さを御影堂とほぼ同じにし、裳階といわれる庇をつけ外観は二階建てに見えるように造られています。
高田派末寺の中にあって、智彗光院、玉保院とともに三ヶ寺のひとつとされています。慈智院本堂の鬼瓦に寛永16年(1639年)5月吉日の箆書があり、この時に建てられたと考えられています。
1645年(正保2年)の大火で焼け残った一身田で最も古い建築と言われています。
町のはずれにある高さ8.6メートルもあるこの常夜燈は近江商人が伊勢神宮に寄進するため1817年(文化14年)に造られました。
しかし近江から伊勢神宮への運搬は難渋を極め、荷車が壊れたり疲労などで困り果てた末、この地に建立することになったようです。
窪田常夜燈は一身田駅の近くですが少しわかりにくい場所にあります。グーグルマップ(クリック)をご確認ください。
【電車でのアクセス】
専修寺までJR一身田駅下車徒歩約5分
【車でのアクセス】
下の地図の場所に無料駐車場(専修寺駐車場100台)があります。
訪問日:2021年11月
最後まで見ていただきありがとうございます。
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