【町並み感動度】 |
町並み保存度
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八日町通りを中心に昔の町並みが途切れることなく残されています。また重厚感のある瑞泉寺山門は見ごたえがあります。 | |
町並みの規模
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八日町通りはそれほど長い距離ではありませんが、周辺エリアにも古い彫刻のお店などが点在しています。 | |
観光魅力度
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石畳の八日町通りの雰囲気のある町並みと瑞泉寺は素晴らしく、またほどよくお土産店などもあり観光を楽しめます。 |
「井波彫刻」で知られる彫刻の町である井波町は600年以上にわたって瑞泉寺の門前町として栄えてきました。
井波彫刻の歴史は瑞泉寺の歴史でもあり、1390年(明徳元年)に建立された瑞泉寺は何度も焼失しており、その度に井波の宮大工により再建されてきました。
特に江戸時代中期、瑞泉寺本堂再建の際には、御用彫刻師であった前川三四郎が京都本願寺より派遣され、地元大工ら前川三四郎に師事し彫刻の技法を習ったのが井波彫刻の始まりです。
その後、井波彫刻は京都の彫刻技術を独自に発展させ全国最大規模になりました。現在でも井波の町には約250人もの彫刻師がいて、住宅欄間を中心に木彫刻品を製作しています。
目次 ・瑞泉寺 ・アクセス |
八日町通りには、石畳の通りに彫刻工房が軒を連ね、井波を象徴する情緒ある風景を作り出しています。
瑞泉寺は1390年(明徳元年)に本願寺の綽如によって建立されました。
翁塚は、1700年(元禄13年)に芭蕉の門弟であった瑞泉寺十一代の浪化(ろうか)によって建てられました。浪化は芭蕉を慕って近江の義仲寺にある芭蕉の墓から小石3個を持ち帰りこの塚を建てました。
黒髪庵は焦門の心を不朽に残すため、北陸の俳人たちによって1810年(文化7年)に建てられました。
【電車でのアクセス】
あいの風とやま鉄道高岡駅からバスで約55分
【車でのアクセス】
北陸自動車道砺波ICから車で約15分
下の地図の場所に無料駐車場(井波交通広場駐車場)があります。
訪問日:2021年9月
最後まで見ていただきありがとうございます。
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