【町並み感動度】 |
町並み保存度
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山深い場所に、古くからの旅籠や民家が見事に保存されており、他の宿場町では見られない独特な景観を楽しむことができます。 | |
町並みの規模
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山深く、傾斜が急な場所であることを考えると、非常に大規模な集落が形成されています。 | |
観光魅力度
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アクセスするのが大変な場所でありますが、それだけに奥深い山中に開かれた宿場町の雰囲気は特別で一度は訪れる価値があります。 |
山梨県南巨摩郡早川町にある赤沢は、中世のころから 日蓮宗の総本山である身延山と、同じく日蓮宗の霊山である七面山への参拝客の宿場町して知られていました。
江戸時代には、参拝客の増加に伴い「講中宿」と呼ばれる宿泊施設や参拝に関連する商売が発展し、独特な集落形態が形成されました。特に江戸時代後半から昭和初期にかけては赤沢が最も繁栄した時代で、赤沢の人々は旅館や食堂の経営、案内役や物資運搬など、参詣客相手の仕事を盛んに行っていた他、林業や木工業も生業として営んでいました。
赤沢は山間部に位置し、家屋以外に畑や水場などが一体となった景観を持ち、一般的な街道沿いの宿場町とは異なる独自の風景を形成しています。赤沢では、こうした景観を現在においてもよく残されていることから、1993年(平成5年)には重要伝統的建造物群に選定されました。
目次 ・アクセス |
【電車でのアクセス】
JR下部温泉駅からタクシーで約25分
【車でのアクセス】
下の地図の場所に無料駐車場(赤沢宿駐車場)があります。
駐車場までの道中には、道幅がかなり狭くなっています。乗用車の通行は可能ですが、対向できない場所が多いので、注意して通行してください。
訪問日:2024年9月
最後まで見ていただきありがとうございます。
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