古旅 日本の古い町並み

内子の町並み(愛媛県喜多郡内子町)


2022年3月2日  古い町並み , 重要伝統的建造物群保存地区 , 愛媛県

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内子町は江戸時代後期から明治時代にかけて木蝋の生産によって栄えました。内子座や上芳我邸をはじめ江戸や明治の面影を残す町家がよく保存されており往時の町並みを偲ぶことができます。


目次

内子座


1916年に大正天皇の即位を祝い建設されました。回り舞台や花道、枡席などを整えた劇場で芝居などが盛んに公演されていたようです。1982年に内子町指定有形文化財に指定されています。
内子座の中を見学することができます。
料金:大人400円/小・中学生200円/幼児無料
詳しくはこちら(内子町公式観光サイト「内子さんぽ」)


内子座
内子座

商いと暮らし博物館


江戸から明治時代の商家を活用して薬局の店舗が再現されています。人形とともに様々な展示があり楽しめます。
大人200円/小・中学生100円


商いと暮らし博物館
商いと暮らし博物館

近づくとスピーカーから声が流れます。ここまでは無料で見学できます。
近づくとスピーカーから声が流れます。ここまでは無料で見学できます。

木蠟資料館 上芳我邸(重要文化財)


製蠟業者だった本芳我家の筆頭分家・上芳我家の邸宅で内子木蠟生産の最盛期に建てられました。重要文化財に指定されています。内部には木蠟資料館もあり製蠟業について詳しく学ぶこともできます。
大人500円/小・中学生250円
詳しくはこちら(内子町公式観光サイト「内子さんぽ」)
木蠟資料館 上芳我邸 外観
木蠟資料館 上芳我邸 外観

かつては木蝋生産の施設だった中庭
かつては木蝋生産の施設だった中庭

木蝋の生産に関する材料、道具などが展示されています。
木蝋の生産に関する材料、道具などが展示されています。

蝋晒し場
蝋晒し場

蝋ができるまでの工程が学べます。
蝋ができるまでの工程が学べます。

趣のある内子の町並み


内子の町並み

内子の町並み

内子の町並み

内子の町並み

内子の町並み

旭館


大正15年に建てられた映画館です。登録有形文化財に指定されています映画を見たい地元の人たちが資金を出し合って建てられたそうです。なんともユニークな形の建物で当時はかなり斬新だったものと思われます。2011年の写真ではかなり老朽化による傷みが激しいですが、現在(2022年)はかなり修復されていました。


旭館(2011年12月撮影)
旭館(2011年12月撮影)

旭館(2022年1月撮影)
旭館(2022年1月撮影)

文化交流ヴィラ高橋邸


文化交流ヴィラ高橋邸
文化交流ヴィラ高橋邸

ビール製造技術者から経営者となり、「日本のビール王」とも称される高橋 龍太郎氏の生家です。
内部にはオーナーを務めたプロ野球チーム「高橋ユニオンズ」のユニフォームなどゆかりの品々が展示されています。喫茶コーナーもあり、一日一組限定ですが宿泊も可能とのことです。
入館料は無料で見学させていただけます。
詳しくはこちら(内子町公式観光サイト「内子さんぽ」)


アクセス


車で道後温泉(松山市)から 内子座 まで松山自動車道を使用して約50分。
大洲市からは国道56号線を通って約25分です。電車で行かれる方はJR内子駅を下車して内子座まで徒歩7分(600m)です。

内子の町並みへのアクセスはこちら(内子町公式観光サイト「内子さんぽ」)



訪問日:2022/1/9(一部の写真は2011/12/17に撮影)




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