古旅 日本の古い町並み

龍野の町並み(兵庫県たつの市)


2024年12月4日  古い町並み , 重要伝統的建造物群保存地区 , 兵庫県

【町並み感動度】
★★★★★
★★★★★83

町並み保存度
★★★★★
★★★★★75
醤油醸造のための長大な土蔵造の建物等、歴史的な建物が多く残されています。
町並みの規模
★★★★★
★★★★★90
広範囲にわたって古い町並みを見ることができます。
観光魅力度
★★★★★
★★★★★85
「播磨の小京都」とも呼ばれる町並みは一見の価値があります。現役の醤油醸造所を含め資料館も多くあり十分に楽しめます。

龍野の城下町は、戦国時代に赤松氏が揖保川西岸の鶏籠山山頂に築城したことに始まります。江戸時代に城が山裾に移されると、城下町が整備され、西播磨の政治経済の中心地として繁栄しました。さらに、17世紀後半から始まった醤油醸造を基盤に発展し、近代以降も醸造業が主産業として地域を支えてきました。

現在も龍野には、江戸時代から昭和戦前期にかけて建てられた伝統的建造物が良好な状態で残されています。その歴史的価値が評価され、令和元年には「たつの市龍野伝統的建造物群保存地区」として国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されました。


目次

龍野城下町の町並み


龍野の町並み(兵庫県たつの市)
龍野の城下町は白壁や町家造りの建物が多く残る町並みで、「播磨の小京都」とも呼ばれています。

龍野の町並み(兵庫県たつの市)
17世紀後半に醤油醸造が始まって以降は、醸造業を中心に発展し、近代以降も醤油醸造を主産業として栄えてきました。

龍野の町並み(兵庫県たつの市)
醤油醸造に伴う長大な土蔵造の建物も見られ、醸造町の歴史的風致を良く伝えています。

龍野の町並み(兵庫県たつの市)

龍野の町並み(兵庫県たつの市)
江戸時代には厨子二階建で本瓦葺の屋根が多かったですが、近代になると桟瓦葺が主流となり、明治中期以降は本2階建の建物が増えました。

龍野の町並み(兵庫県たつの市)

龍野城跡


龍野城跡
龍野城跡
龍野城は、鶏籠山山頂の山城(赤松村秀が約500年前に築城)と、江戸時代に山麓へ移された平山城の二期に分かれます。平山城は寛文12年に脇坂安政が再建し、本丸御殿や多聞櫓などが復元されています。敷地内にはたつの市立龍野歴史文化資料館もあります。

うすくち龍野醤油資料館


うすくち龍野醤油資料館 ヒガシマル醤油株式会社
うすくち龍野醤油資料館 ヒガシマル醤油株式会社
有名なヒガシマル醤油株式会が運営する資料館で、江戸時代からの、醤油造りの歴史を紹介しています。昔ながらの作業場をはじめ、明治時代の醤油蔵の帳場も再現されています。

アクセス


【電車でのアクセス】
JR姫新線「本竜野駅」から西へ徒歩約15分
【車でのアクセス】
・山陽自動車道「龍野IC」から北へ約5分
・国道2号 太子竜野バイパス「福田ランプ」から国道179号を北へ約15分
下の地図の場所にたつの市営駐車場(普通車・入庫後24時間以内300円)などがあります。



訪問日:2019年7月




最後まで見ていただきありがとうございます。
ご感想や、龍野の町並みについての思い出、これから出かけられる方に役立つ情報等ございましたら、コメント欄で教えていただけると幸いです。




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