古旅 日本の古い町並み

竹富島の町並み(沖縄県竹富町)


2025年4月5日  古い町並み , 重要伝統的建造物群保存地区 , 沖縄県

【町並み感動度】
★★★★★
★★★★★95

町並み保存度
★★★★★
★★★★★95
白砂の道、石垣、屋敷林に囲まれた赤瓦屋根の伝統的景観が見事に残されています。
町並みの規模
★★★★★
★★★★★100
保存地区である東、西、仲筋(なかすじ)の3集落は島のほぼ全域にあたります。
観光魅力度
★★★★★
★★★★★90
沖縄の原風景ともいえる集落をゆっくり散策できます。竹富島にはカイジ浜(星砂浜)やコンドイビーチなど透明度の高いビーチもあり、水牛車での集落の観光も可能です。

竹富島は、石垣島の南西約6kmにある、サンゴ礁でできた低島です。島の中心には東・西・仲筋(なかすじ)の3つの集落があり、昔ながらの農村の景観がよく残っています。
集落の道には白砂が敷かれ、道沿いには赤瓦の屋根を持つ民家が、サンゴ石灰岩の石垣やフクギの屋敷林に囲まれて建ち並んでいます。
竹富島のこれらの集落には、かつての農村集落の景観をよくとどめていることから、1987年(昭和62年)には国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されました。


目次

白砂の道、サンゴの石垣に囲まれた赤瓦の家並み


竹富島の町並み
竹富島は八重山列島の中心地である石垣島の南約6 kmの場所にある島で、サンゴ礁が発達してできた楕円状の低島です。島の中心部には3つの集落(東=アイノッタ村、西=インノッタ村、仲筋=ナージ村)がまとまって存在しています。

竹富島の町並み
サンゴ石灰岩の石垣(グック、高さ約150cm)で囲まれた赤瓦屋根の民家が建ち並びます。屋敷の入口には「ヒンプン(マイヤシ)」と呼ばれる石積み・植栽の仕切りが設けられています。

竹富島の町並み
白砂の道、石垣、屋敷林に囲まれた赤瓦屋根の伝統的景観が見事に残されています。

竹富島の町並み

なごみの塔


竹富島の町並み
現在では竹富島の象徴的な風景となっている赤瓦の家屋ですが、広く普及したのは1970年代以降で、それまでは茅葺きの家も多く、1964年時点でも主屋の約4割が茅葺きのままでした。

竹富島の町並み
現在、竹富島では茅葺き屋根の家屋は1件を残すのみとなっています。

なごみの塔


なごみの塔 竹富島の町並み
竹富島の展望台「なごみの塔」は2016年9月以降、登降禁止となっていますが、塔の下から赤瓦葺きの家々を見渡すことができます。

なごみの塔 竹富島の町並み
「なごみの塔」の麓からの町並み

アクセス


【高速船でのアクセス】
石垣港離島ターミナルから竹富島フェリーターミナルまで高速船で約10分。
竹富島フェリーターミナルから徒歩約10分。
【車でのアクセス】
石垣港離島ターミナルの前に有料駐車場(石垣港離島ターミナル第1駐車場)があります。


フェリー乗り場
フェリー乗り場


訪問日:2025年3月




最後まで見ていただきありがとうございます。
ご感想や、竹富島についての思い出、これから出かけられる方に役立つ情報等ございましたら、コメント欄で教えていただけると幸いです。


コメント
裕人 2025/04/09 20:38
私はあかやま展望台から全体を見渡しましたが、赤い瓦の家々が綺麗でした。歩いて回るにはちょうどいい感じの島なので、定番のコンドイ浜、カイジ浜、西桟橋などは十分に見て回れました。まだ、飲食店や宿泊場所が多数あるので、訪れやすいとは思います。

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なおきち(古旅管理人)
2025/04/11 08:06
WEB
竹富島の海は本当に美しいですね。浜から集落への道も熱帯の植物や島の蝶を見ながら散策を楽しめました。
観光客向けのお店がほどよくあるのもいいと思いました。
今後ともよろしくお願いいたします。



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