【町並み感動度】 |
町並み保存度
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特に河原町妻入商家群は藩政時代の面影を色濃く残す家並みがほぼ完ぺきな状態で残されています。2021年に電柱が撤去されるなど町並みがさらによくなりました。 | |
町並みの規模
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篠山城跡を中心として商家群、武家屋敷群、他全てのエリアに特色があり、丸1日楽しめるような規模があります。 | |
観光魅力度
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大変風光明媚な連続した町並みは素晴らしく、土産店や飲食店、カフェなどもあり誰もが楽しめる場所です。 |
篠山城跡を中心とした城下町には武家屋敷や近世から近代にかけて建てられた商家など価値が高い町並みが残されており、2004年には国の重要伝統的建造物群保存地区(重伝建地区)に選定されました。
町並みは主に河原町妻入商家群と御徒士町武家屋敷群に分けられ、いずれも藩政時代の面影を色濃く残す家並みを楽しむことができます。
また、レトロな雰囲気を残す商店街には飲食店や土産物屋が多く並び、食べ歩きや買い物を楽しむこともできます。
目次 ・アクセス |
篠山市篠山伝統的建造物群保存地区の中で、河原町、小川町などの商家を中心とした地区を河原町妻入商家群(かわらまちつまいりしょうかぐん)と読んでいます。
京街道に沿って丹波地区に特有の間口が狭く奥行きの深い造りをした「妻入」という建築様式の商家が約600mにわたり建ち並んでいます。
間口は5mから8mほどしかありませんが、奥行きは40m以上もある商家が多く、中二階の窓は虫籠窓(むしこまど)が多く、袖壁(そでかべ)やうだつも見ることができます。
2021年には電柱が撤去されるなど町並みを保存する努力がされており、藩政時代の面影を色濃く残す家並みを楽しむことができます。
1609年に篠山城が築かれたのち、10年ほどかけて城下町の整備が行われました。
城の西側にある御徒士町は御徒士衆(戦いの際に徒歩で戦う武士で平時は藩に仕える役人)が住む武家町でした。
約50mの通りに沿って土塀と茅葺屋根の主屋が立ち並んでいます。
明治になり藩が廃止されると、多くの武士は東京に移ったため武家屋敷は衰退しましたが、御徒士町からの転出は少なく武家屋敷群が残されました。
現在も土塀に囲まれた静かなたたずまいは、江戸時代末期の雰囲気を残しています。
篠山藩主青山家の別邸であった「桂園舎」と呼ばれた建物を中心に3棟の土蔵と長屋門から成っています。
漢学書関係の版木など江戸時代の歴史文化を物語る史料が展示されています。
様々な時代の建物が入り混じったレトロな雰囲気を残す大正ロマン館や商店街には活気がありました。食べ歩きや買い物を楽しむこともできます。
【電車でのアクセス】
JR福知山線「篠山口駅」から神姫グリーンバス篠山営業所行「二階町」バス停下車 徒歩5分程度
【車でのアクセス】
車舞鶴若狭自動車道「丹南篠山口IC」より東へ約10分です。
※城の北側に市営駐車場があります。
訪問日:2021年11月
最後まで見ていただきありがとうございます。
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