古旅 日本の古い町並み

坂越(さこし)の町並み(兵庫県赤穂市)


2022年4月3日  古い町並み , 兵庫県

【町並み感動度】
★★★★★
★★★★★55

坂越は兵庫県赤穂市東部に位置し、瀬戸内海の坂越湾に面した港町で、北前船の寄港地の一つとして栄えました。
江戸中期から明治の初めにかけて北海道と大坂の間を商品を売り買いしながら往来した廻船のことで、坂越はその西廻り航路の寄港地でした。
海から内陸に向かってまっすぐのびる石畳のメインストリートは「大道(だいどう)」と呼ばれ伝統的な古い町並みが軒を連ね現在も往時の面影を偲ぶことができます。
坂越の町並みや文化財は2018年に『日本遺産』に認定されています。


町並み保存度
★★★★★
★★★★★75
石畳のメインストリート「大道(だいどう)」に沿って伝統的な建物が並ぶ様子は必見です。
町並みの規模
★★★★★
★★★★★40
「大道(だいどう)」に足を踏み入れた瞬間感動的な町並みに出会えますが、現存する町並みの規模は割と小さいです。
観光魅力度
★★★★★
★★★★★50
坂越まち並み館(奥藤銀行跡)や奥藤酒造郷土館の見学のほか、カフェや雑貨店などもあり観光を楽しめます。

目次

海から内陸に向かってまっすぐのびる石畳のメインストリートは「大道(だいどう)」と呼ばれています。
海から内陸に向かってまっすぐのびる石畳のメインストリートは「大道(だいどう)」と呼ばれています。

造り酒屋、奥藤酒造の大きな建物。 忠臣蔵というお酒で有名です。
造り酒屋、奥藤酒造の大きな建物。 忠臣蔵というお酒で有名です。

奥藤酒造さんの建物と建物の間の路地はこんな感じ。
奥藤酒造さんの建物と建物の間の路地はこんな感じ。

大道井 古い井戸の跡で、この石は大道井の井戸枠の一部で大道井は今も道路の下に残っているそうです。
大道井 古い井戸の跡で、この石は大道井の井戸枠の一部で大道井は今も道路の下に残っているそうです。

坂越まち並み館(旧赤佐信用金庫坂越支店)
坂越まち並み館(旧赤佐信用金庫坂越支店)

【坂越まち並み館(旧赤佐信用金庫坂越支店)】古いアメリカ製の大金庫 銀行として使用されていた当時のもので、開けて中を見せて頂きました。
【坂越まち並み館(旧赤佐信用金庫坂越支店)】古いアメリカ製の大金庫 銀行として使用されていた当時のもので、開けて中を見せて頂きました。

少しだけカーブしながら大道が続きます。
少しだけカーブしながら大道が続きます。

【旧坂越浦会所】江戸後期に建てられた建物で赤穂藩主の茶屋として使われていました。
【旧坂越浦会所】江戸後期に建てられた建物で赤穂藩主の茶屋として使われていました。

【大避神社(おおさけじんじゃ)】 瀬戸内海三大船祭りの1つ「坂越の船祭り」(重要無形民俗文化財)で知られる神社です。
【大避神社(おおさけじんじゃ)】 瀬戸内海三大船祭りの1つ「坂越の船祭り」(重要無形民俗文化財)で知られる神社です。

「小倉御前の墓」といわれる五輪の石塔。南北朝の悲話と、赤松一族の哀話とが、からまって伝えられています。
「小倉御前の墓」といわれる五輪の石塔。南北朝の悲話と、赤松一族の哀話とが、からまって伝えられています。

アクセス


【電車でのアクセス】
JR坂越駅から徒歩約25分
【車でのアクセス】
下の地図の場所に無料駐車場(赤穂市坂越駐車場)があります。



訪問日:2021年11月




最後まで見ていただきありがとうございます。
ご感想や、坂越についての思い出、これから出かけられる方に役立つ情報等ございましたら、コメント欄で教えていただけると幸いです。




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