古旅 日本の古い町並み

小田付の町並み(福島県喜多方市)


2024年8月19日  古い町並み , 重要伝統的建造物群保存地区 , 福島県

【町並み感動度】
★★★★★
★★★★★77

町並み保存度
★★★★★
★★★★★70
古い町並みが連続して続くような場所は多くありませんが、広範囲にわたって多様な土蔵が残されています。
町並みの規模
★★★★★
★★★★★90
小田付の町並みは大規模で、裏路地に入っても見所が多くあります。
観光魅力度
★★★★★
★★★★★70
土産物店や観光施設はあまりありませんが、大変趣のある町並みで裏路地に入っても発見が多く長時間散策しても飽きません。

喜多方の中心地として小荒井地区と共に栄えてきた小田付(おたづき)地区(小田付村)は、1582年(天正10年)に町割が行われ、それまでは近村で行われていた定期市がこの地に移され大変賑わいました。
また、豊富な伏流水を活かし酒や味噌、醤油の醸造業も盛んになると、会津北方の交易の要衝として発展しました。

現在においても、小田付には江戸時代までに整備された地割が残り、多様な土蔵が並ぶ景観が残されていることから、重要伝統的建造物群保存地区に選定されました。


目次

おたづき蔵通り|喜多方市小田付の町並み
おたづき蔵通りには店蔵など様々な種類の土蔵が建ち並んでいます。

おたづき蔵通り|喜多方市小田付の町並み
町並みは密集した感じではなく、一見寂し気に見えますが、散策すればするほど発見があり色々な絵になる風景に出会える町です。

おたづき蔵通り|喜多方市小田付の町並み
小田付では江戸時代より酒・味噌・醤油の醸造業が盛んで保存性の高い土蔵が多く建てられました。現在も多くの土蔵が残されています。

喜多方市小田付の町並み
通りから一歩入るとなんとも味のある土蔵がありました。

喜多方市小田付の町並み
小田付の土蔵の形は様々で、煉瓦を使用したものも多くみられます。

甲斐本家蔵座敷
甲斐本家蔵座敷
大正後期に建てられた座敷蔵と店蔵で、喜多方では珍しい黒漆喰が施されています。大変豪華な建築で座敷蔵・店蔵・醤油蔵が国の登録有形文化財に登録されています。

甲斐本家蔵座敷
裏側の路地から見た甲斐本家蔵座敷。その壮大さが分かります。

1870年(明治3年)創業の吉の川酒造店の蔵
1870年(明治3年)創業の吉の川酒造店の蔵

アクセス


【電車でのアクセス】
JR喜多方駅から徒歩約20分
【車でのアクセス】
下の地図の場所に観光案内所併設の有料駐車場(西四ツ谷観光駐車場)があります。料金は普通車入場1回につき300円です。詳しくはの喜多方市のウェブサイト(西四ツ谷観光駐車場)でご確認ください。



訪問日:2023年11月




最後まで見ていただきありがとうございます。
ご感想や、喜多方市小田付の町並みについての思い出、これから出かけられる方に役立つ情報等ございましたら、コメント欄で教えていただけると幸いです。




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