【町並み感動度】 |
室津は、古来より風波を防ぐ天然の良港として知られており、播磨国風土記には「この泊 風を防ぐこと 室の如し」と記されています。
平安時代には京都の北賀茂神社の神領となり賀茂神社が設けられ門前町が発達していました。また、室町時代には室山城の城下町として栄えました。
江戸時代になると参勤交代の際に西国大名が船から陸路に上がるための宿場町となり「室津千軒」といわれるほど栄えました。日本の遊女の発祥地と言われ有名な遊女は代々室君と呼ばれていました。
現在においても当時の面影を見ることができます。
2006年(平成18年)、室津漁港は「未来に残したい漁業漁村の歴史文化財産百選」(水産庁主催)に選定されました。
町並み保存度
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江戸時代からの面影を残す建物はそれほど多くありませんが、とてもよい雰囲気を残しています。 | |
町並みの規模
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現存する古い建造物はそれほど多くありませんが十分に港町の散策を楽しむことができます。 | |
観光魅力度
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古い町並みだけでなく、カキ(牡蠣)の産地で有名な室津漁港です。カキの直売町などもあり楽しめます。 |
目次 ・アクセス |
豊臣秀吉が大阪城を築いた時石垣に使用するため、四国の大名が運ぶ途中たまたま「室の泊」で海中に落としてものと言われています。
約400年間海底に沈んだままでしたが、1972年(昭和47年)に引き上げられました。
【電車でのアクセス】
山陽電車網干駅下車 神姫バス「大浦」行き「室津」下車
【車でのアクセス】
室津観光駐車場(下の地図)を無料で利用できます。
訪問日:2021年11月
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