【城感動度】 |
城保存度
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石川門、鶴丸倉庫、三十間長屋が現存する建造物になります。近年、様々な建造物が再建されています。 | |
城の規模
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総面積約30haにもおよぶ大規模な城郭です。 | |
城魅力度
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金沢の中心にあり、隣には兼六園、また茶屋街や武家屋敷にも近く観光に最適です。 |
【金沢城が築城される前】
金沢城が築城される前、この地は浄土真宗の寺院「尾山御坊(おやまごぼう)」(金沢御堂)があり、加賀一向一揆の拠点となっていました。
尾山御坊は寺院でありながらも一向一揆の拠点でしたので石垣を廻らし水堀も備える城郭を形成していました。
【金沢城築城とそれ以降】
1580年(天正8年)に織田信長が一揆を攻め落とすと、織田信長の命を受けた佐久間盛政が築城を始め、3年後の1583年(天正11年)に加賀藩初代藩主の前田利家が入城しました。
前田利家は1592年(文禄元年)から改修工事を開始し、5重の天守や櫓などを建設しました。以降、金沢城は1869年(明治2年)まで加賀藩前田家14代の居城であり続けました。
【現在】
◆天守は、1602年(慶長7年)の落雷により焼失しました。天守に代わって三重櫓が建造されましたがこちらも落雷により焼失し、その後は再建されていません。
◆現存する建造物は以下になります。いずれも国の重要文化財に指定されています。
・石川門 1788年(天明8年)建造
・鶴丸倉庫 弘化5年(1848年)建造
・三十間長屋 安政5年(1858年)再建
◆近年再建された建造物も多く、以下のような建物が2000年以降に再建されています。
・橋爪門一の門、橋爪門続櫓、五十間長屋、菱櫓 2001年(平成13年)再建
・河北門 2010年(平成22年)再建
・橋爪門二の門 2015年(平成27年)再建
城址は国の史跡に指定されており、金沢城公園として整備されています。
目次 |
【電車でのアクセス】
JR金沢駅から徒歩約10分
【車でのアクセス】
金沢東IC・金沢森本ICから約15分、金沢西ICから約25分
【駐車場】
兼六駐車場 金沢市小将町1-53 TEL.076-263-1814
[普通車] 最初の1時間350円 超過30分毎150円
石引駐車場 金沢市石引4丁目380番 TEL.076-223-2285
[普通車] 最初の1時間まで30分毎100円 以降超過30分毎100円
※7:00〜10:00に入庫し、18:00までに出庫した場合最大900円
訪問日:2022年5月
最後まで見ていただきありがとうございます。
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