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角館の町並み(秋田県仙北市)
角館の町並み(秋田県仙北市)

町並み保存度
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広い通りに黒板塀や生垣が連続する武家屋敷群は他に類を見ないもので角館ならでは景観を創り出しています。
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町並みの規模
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表町・東勝楽丁がメインのエリアになりますが、周辺にも見どころが点在しており散策を楽しめます。
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観光魅力度
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風光明媚な連続した町並みは素晴らしく、ほどよくお土産店やカフェなどもあり誰もが楽しめる場所です。
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角館は中世以降の城下町ですが、1620年(元和6年)当時の城主芦名(あしな)氏が古城山北麓の城下町を現在地に移転しました。
芦名氏は、火除けのための広場を城下町の中央に設け、その北側を内町(武士居住区)に南側を外町(町人居住区)とする町割を行ないました。
角館の城下町は400年経過した現在も当時の町割をとどめており、歴史的価値の高い町並みとして、1976年(昭和51年)に「重要伝統的建造物群保存地区」に選定されました。
表町・東勝楽丁

表町・東勝楽丁は、幅の広い通りに面して黒板塀や生垣のある薬医門を構えた武家屋敷が続いていて、角館ならではの景観を作り出しています。
角館歴史村 青柳家
青柳家は1580年(天正8年)から続く青柳和泉守を祖とする旧家です。三千坪の屋敷は角館を代表する武家屋敷で、薬医門は1860年(万延元年)に、母屋は1772年(安永2年)に建てられたものです。現在、角館歴史村として有料で公開されています。詳しくは
角館歴史村角館歴史村のウェブサイトでご確認ください。
現存する最古の武家屋敷 石黒家
石黒家の薬医門には、1809年(文化6年)の日付が記載された矢板が残されています。このことから年代の確認できるものの中では角館で最古の武家屋敷とされています。
石黒家
モダンな和洋折衷の造りが特徴の旧石黒(恵)家
旧石黒(恵)家は、武家屋敷石黒家の分家にあたります。建物は1935年(昭和10年)に設計・建築されたもので、角館武家 住宅の形式とは異なり、従来の和風の住宅に西洋間を加えた和洋折衷の造りが特徴となっています。無料で見学が可能です。
河原田家
河原田家は、芦名氏の重臣として関ヶ原の戦いのあと角館に移りすんだ家系です。この建物は明治24年の建築で、主屋は角館武家住宅の典型的な造りとされています。
小野田家
小野田家は中級武士の屋敷です。伝統的な庭園を備え幕末期の武家屋敷の典型とされています。
田町武家屋敷

角館には南北に二つの武家屋敷通りがあり、田町武家屋敷は南側に形成されました。
西宮家
西宮家は、地主として明治後期から大正にかけて繁栄しました。現在も残る「五つの蔵と母屋」は明治後期から大正時代に建設されました。
旧角館製糸工場
藩政末期から明治、大正にかけて秋田県では養蚕と製糸が盛んに行なわれており、角館では1874年(明治7年)に水車動力による製糸業が始まったとされています。角館製糸工場は、1911年(明治44年)に建てられた木造平屋建ての洋風工場建築で、操業を停止した1918年移行は太田家の米蔵として使用されていました。
安藤味噌醤油醸造元
1853年(嘉永6)創業の安藤味噌醤油の醸造元。レンガ造りの蔵が特徴的です。
皆様の店 イオヤ(雑貨店)
大正時代に建てられたとされる石造りの建築。店内には様々なものが所せましと陳列されています。
アクセス

【電車でのアクセス】
JR角館駅より徒歩25分
【車でのアクセス】
下の地図の場所に有料(普通車1台500円)駐車場(仙北市営桜並木駐車場)があります。
訪問日:2023年07月
最後まで見ていただきありがとうございます。
ご感想や、角館の町並みについての思い出、これから出かけられる方に役立つ情報等ございましたら、コメント欄で教えていただけると幸いです。