【町並み感動度】 |
町並み保存度
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よく見ると建て替えられている建物も多いようですが、通りを歩くと碁盤の目の町割りや石垣や生垣など400年前からほとんど変わらないであろう風景が残されています。 | |
町並みの規模
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面積約44ヘクタールの地区内に約150戸の武家屋敷が現存し、武家屋敷として日本最大級とされています。 | |
観光魅力度
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保存地区に入ると別世界で、公開されている武家屋敷も多くゆっくり観光を楽しめます。 |
江戸時代、薩摩藩は鶴丸城を本城とし、領内の各地に「外城(とじょう)」と呼ばれる行政区画を設けて統治していました。
外城における統治の中心地は「麓(ふもと)」呼ばれ、中でもここ出水麓(いずみふもと)は藩内で最も古く大規模な麓で、薩摩藩最大の武家屋敷群を構築していました。
出水麓は、「高屋敷」と平良川左岸の「向江」の両武家地とその間に挟まれた町人地からなっていましたが、現在、重要伝統的建造物群保存地区に指定されているのは「高屋敷」になります。
「高屋敷」は、1600年頃から約30年程の歳月をかけて起伏の多い丘を整地し川石で石垣を築いて作られたと伝えられています。
現在も、碁盤の目のような町割りや川石を積み上げた石垣や生垣など、400年前とほとんど変わらない風景が残されています。
目次 ・竹添邸 ・武宮邸 ・三原邸 ・アクセス |
【電車でのアクセス】
JR出水駅から徒歩約25分
【車でのアクセス】
税所邸(さいしょてい)の前の出水麓武家屋敷群駐車場(無料)を利用できます。
訪問日:2023年2月
最後まで見ていただきありがとうございます。
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