古旅 日本の古い町並み

ひがし茶屋街の町並み(石川県金沢市)


2022年7月19日  古い町並み , 重要伝統的建造物群保存地区 , 石川県

【町並み感動度】
★★★★★
★★★★★94

町並み保存度
★★★★★
★★★★★90
茶屋町創設時の敷地割や希少な茶屋様式の町屋が多く残されており、連続した古い町並みは圧巻です。
町並みの規模
★★★★★
★★★★★96
保存地区は南北約130m、東西約180mにおよぶ広大な範囲です。建築物140軒の内のうち約3分の2が伝統的建造物になります。
観光魅力度
★★★★★
★★★★★96
保存地区内には割烹や、お洒落な町家カフェ、伝統工芸品のお店などがたくさんあり観光に最適です。

ひがし茶屋街


金沢は1583年(天正11年)の前田利家が金沢城に入城して以降、大規模な城づくりが行われ、江戸時代になると加賀百万石の城下町として栄えました。
城下町近郊を流れる犀川(さいがわ)と浅野川の界隈に多くの茶屋が立ち並ぶようになり、1820年(文政3年)は加賀藩の許可を得て、犀川(さいがわ)の西側に「にし」の茶屋町、浅野川東側に「ひがし」の茶屋町が開かれて大変賑わいました。
現在においても茶屋町創設時の敷地割や希少な茶屋様式の町屋が多く残されており、金沢の主要な観光地として賑わっています。


目次

ひがし茶屋街の中心。統一感のある町並みには茶屋街独特の雰囲気があります。
ひがし茶屋街の中心。統一感のある町並みには茶屋街独特の雰囲気があります。

この日は和服の新郎新婦が撮影をされていました。
この日は和服の新郎新婦が撮影をされていました。

志摩(国指定重要文化財)
志摩(国指定重要文化財)

江戸時代に建てられたお茶屋・志摩は、伝統的な建築と内装に漆が使われていることで知られています。


落ち着いた雰囲気の中にも華やかさを感じる町並みです。
落ち着いた雰囲気の中にも華やかさを感じる町並みです。

金沢の茶屋街を鮮やかにしている赤い建物。江戸時代にインドのベンガル地方から伝わったベンガラという顔料が使用されています。
金沢の茶屋街を鮮やかにしている赤い建物。江戸時代にインドのベンガル地方から伝わったベンガラという顔料が使用されています。

昼間は観光客で大変賑わうひがし茶屋街。多くの店舗がオープンする前の朝の時間は人の姿が少なく、また違った雰囲気を味わえます。
昼間は観光客で大変賑わうひがし茶屋街。多くの店舗がオープンする前の朝の時間は人の姿が少なく、また違った雰囲気を味わえます。

アクセス


※ひがし茶屋街は「主計町茶屋街」「卯辰山山麓寺院群」と隣接した寺院群ですので、併せて観光されることをお勧めします。

【電車でのアクセス】
JR金沢駅から徒歩約25分
【車でのアクセス】
金沢東IC・金沢森本ICから約15分、金沢西ICから約25分
【駐車場】
近隣にコインパーキングがいくつかあります。

歩くことが苦にならない方は、金沢城周辺の駐車場(下記など)に止めたまま、金沢の街を歩かれることをおすすめします。料金や時間等は直接ご確認ください。

兼六駐車場 金沢市小将町1-53 TEL.076-263-1814
[普通車] 最初の1時間350円 超過30分毎150円

石引駐車場 金沢市石引4丁目380番 TEL.076-223-2285
[普通車] 最初の1時間まで30分毎100円 以降超過30分毎100円
※7:00〜10:00に入庫し、18:00までに出庫した場合最大900円



訪問日:2022年5月




最後まで見ていただきありがとうございます。
ご感想や、ひがし茶屋街(石川県金沢市)についての思い出、これから出かけられる方に役立つ情報等ございましたら、コメント欄で教えていただけると幸いです。




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