【町並み感動度】 |
町並み保存度
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田園に囲まれた農村の中に近江商人の本宅群と伝統的な農家住宅が見事に保存されています。 | |
町並みの規模
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農村ではありますが大きな集落です。中心部から外れてもなお見所が点在しており散策のしがいがあります。 | |
観光魅力度
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近江八幡などに比べるとあまり観光地化されていませんが、静かな農村集落をゆっくり散策できます。 |
五個荘の「金堂」という地名は聖徳太子が当地に金堂を建立したという伝承に由来しています。
金堂村では、陣屋を中心にその三方に寺院が配置され、そのまわりに農村集落が形成されました。
農村集落ではありますが、江戸中期になると農業の傍ら行商に出る商人が現れ、江戸時代の後期には呉服や綿・絹製品を中心に京都・大坂・江戸へ出店する豪商も現れるようになりました。
1880年(明治13年)に編纂された「物産誌」によると、金堂村の全196戸の内、67戸が商家を営んでいたとされており、農村でありながらも商業が非常に盛んに行なわれていたことが分かります。
現在も五個荘金堂には陣屋と寺院を中心に形成された農村集落に、近江商人の本宅群と伝統的な農家住宅が良く残されており、五個荘金堂の町並みは1998年(平成10年)12月25日には国の重要伝統的建造物群保存地区として選定されました。
目次 ・アクセス |
【電車でのアクセス】
JR五箇荘駅から徒歩約30分
【車でのアクセス】
下の地図の場所に無料駐車場(東近江市 ぷらざ三方よし・五個荘観光案内所)があります。
訪問日:2023年6月
最後まで見ていただきありがとうございます。
ご感想や、五個荘金堂についての思い出、これから出かけられる方に役立つ情報等ございましたら、コメント欄で教えていただけると幸いです。