【町並み感動度】 |
中山道37番目の宿場で、関所が設けられ、木曽谷の中心地として古くから栄えました。
「中山道宿村大概帳」(1843年)によると、福島宿の宿内家数は158軒(うち本陣1軒、脇本陣1軒、旅籠14軒)で宿内人口は972人とされています。
昭和2年の大火により多くの家が焼失してしまいましたが、大火から逃れた上の段地区(江戸小路エリア)を中心に古い家並みが残っており福島宿の面影を残しています。
福島宿には4大関所の一つといわれた関所があり、入鉄砲出女を厳しく取り締まったことで知られています。
町並み保存度
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大火により多くの家が焼失したようですが、上の段地区(江戸小路エリア)を中心に古い家並みが残っており特に上ノ段用水は見ごたえがあります。 | |
町並みの規模
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現存する古い町並みエリアはそれほど広くありませんが、駅前エリアから福島関所跡、山村代官屋敷、親水公園など雰囲気のよい町並みを広範囲にわたって楽しめます。 | |
観光魅力度
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町並みだけでなくまつり会館、福島関所跡、山村代官屋敷など見どころがあります。足湯を楽しんだり名物のそばや、そばを使った和菓子などもありゆっくり楽しめる町です。 |
目次 ・アクセス |
山村代官屋敷は木曽代官で福島関所の関守も務めた山村良勝の屋敷の一部であり、建物と庭園からなります。
木造平屋建の建物は373uの広さで享保8年(1723年)に再建されたものです。
のちに木曽福島町によって土地と建物は場集され1971年9月に史跡として公開されました。山村家旧蔵の文学関係・美術関係資料が展示されています。
国史跡・福島関所は、中山道の要衝として約270年間「入鉄砲・出女」などを取り締まっていました。
箱根、新居、碓氷とともに天下の四大関所の一つとされています。
隣には資料館があり関連する古文書などが展示されています。
木曽福島駅から福島宿の中心部(上の段)まで徒歩約10分です。
福島関所跡までは福島宿からさらに10分程度歩きます。
木曽福島駅の横や福島関所に無料駐車場があります。木曽福島駅、福島関所ともにトイレも完備されていて便利です。
訪問日:2021年11月
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