【町並み感動度】 |
忠臣蔵で有名な赤穂は赤穂城を中心とする城下町で、城下町の成立は戦国時代末期に宇喜多氏よって刈屋城(現在の赤穂城)が築城されたころにはじまりました。
現在の赤穂城は、藩主となった浅野内匠頭長直が大規模な築城を行い1661年(寛文元年)に完成させたもので、それに伴って城下町も整備されました。
現在も浅野家の菩提寺であった花岳寺の周辺を中心に伝統的な町家が残り当時の面影を偲ぶことができます。
町並み保存度
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城下町の面影を残す古い建物が残るエリアはごく一部で、古い建物も点在する程度ですが、大通りなど漆喰風の建物が並び雰囲気を保つ努力がされています。 | |
町並みの規模
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城下町の面影を残す古い建物が残るエリアはそれほど広くありませんが、赤穂城跡の見学と合わせるとゆっくり時間をかけて散策できます | |
観光魅力度
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赤穂城跡と合わせて忠臣蔵ゆかりの場所の散策はとても魅力があります。飲食店や土産物も少しあります。 |
目次 ・花岳寺 |
花岳寺は播磨国赤穂藩・浅野家、森家の歴代藩主の菩提寺で、大石良雄の祖先が眠る大石家墓地と義士墓があります。
赤穂二代藩主浅野長友が父長直のために鋳造したのもの。四十六士が吉良邸へ討入りし自刃した知らせを聞いた町民が、四十六士の死を悲しみ花岳寺に集まりこの鐘を延々とついたそうです。
江戸での浅野内匠頭による刃傷事件について知らせるため江戸を出発した赤穂藩士、早水藤左衛門と萱野三平が城下に入り邸宅に入る前に一息ついた井戸とされ、以来、息継ぎ井戸と呼ばれています。
【電車でのアクセス】
JR赤穂線・播州赤穂駅から徒歩15分
※上記は赤穂城跡までのアクセスになります。町並みの中心「花岳寺」までは播州赤穂駅から徒歩5分程度になります。
【車でのアクセス】
山陽自動車道・赤穂ICから10分
※無料の本丸駐車場が便利です。
訪問日:2021年11月
最後まで見ていただきありがとうございます。
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