日本の古い町並み

 「古旅」(ふるたび)では、街道や宿場町、城下町を中心に日本の古くて懐かしい雰囲気のある町並みに関する情報を紹介してます。保存度・規模などの観点からランキング形式で掲載しておりますが、すべてお勧めできる町並みばかりをピックアップしています。
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佐原の町並み(千葉県香取市)
江戸時代より利根川水運の拠点の一つとなり物資の集散地として発展した佐原は、明治時代以降も繁栄を続け「北総の小江戸」や「水郷の町」と称されました。現在も、佐原の小野川沿いと香取街道沿いには江戸末期から昭和前期の建物が数多く残されています。
吉良川の町並み(高知県室戸市)
古くから木材や薪などの集積地であった吉良川では、明治時代になると備長炭の生産が始まり、良質な備長炭を生産するようになりました。そのため吉良川では、吉良川炭を扱う商家や廻船問屋が隆盛を誇り、その繁栄を背景に吉良川の町並みが形成されました。
出羽島の漁村集落(徳島県牟岐町)
出羽島は、徳島県牟岐港から3.7kmの沖合に浮かぶ島で、江戸後期から昭和前期にかけて、鰹漁を中心とした漁業で栄えた漁村集落です。島内には現在も幕末の建物を最古として、明治から昭和前期にかけての伝統的な建物が密集して残っており、2017年(平成29年)には国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されました。
安芸の町並み(高知県安芸市)
土居廓中は、戦国時代に築かれた安芸城を中心に、江戸時代に土佐藩の家老・五藤家が大規模な屋敷を構えたことで形成された武家町です。こうした歴史的な町並みは、武家地特有の風情を今に伝えており、2012年(平成24年)には、国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されました。
山鹿の町並み(熊本県山鹿市)
豊前・小倉と肥後・熊本を結ぶ豊前街道沿いに位置する山鹿は、古くから湯のまちとして知られ、宿場町として、文化の中心地として栄えました。現在も豊前街道沿いには、八千代座や山鹿灯籠民芸館、寺社、薬師堂、古い商家が立ち並び、当時の面影を今に伝えています。