【町並み感動度】 |
重要伝統的建造物群保存地区
木曾平沢の町並みは奈良井宿から北東に2kmほどの場所にあり、奈良井川に沿って町並みが広がります。
木曾平沢は江戸幕府により中山道のルートとして整備され奈良井宿の枝郷という位置付けになり、高地の寒冷気候が漆工に適していることもあって漆工町として発展しました。
近世前期は木曽物と知られた漆器のほとんどが奈良井宿で生産されていましたが、近世後期になると「平沢塗物」の名で流通するまでに発展し、明治以降も技術革新によって成長し続け、現在でも日本有数の漆器の産地としてその地位を維持しています。
木曽平沢では1749年に大火があり、復興にあたり防火対策として行われた町割りが、現在の町割りの基盤になっています。
奈良井川に沿って本通り(中山道)と金西町を中心に江戸時代末期から昭和時代初期の漆工町の特徴を伝える伝統的な建築が多く現存しています。
町並み保存度
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江戸時代末期から昭和時代初期の漆工町の特徴ある建築がよく残されています。ただ古い町並みというだけでなく現在もなお現役の工芸の町としての雰囲気も味わえます。 | |
町並みの規模
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本通り(中山道)南北に長く町並みが続きます。ただ古い町並みが密集するエリアはそれほど広くない印象です。 | |
観光魅力度
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宿場町とは違った雰囲気の町で、観光客はほとんど見かけず静かな職人町の雰囲気。カフェなど飲食店はほとんどないが漆器に興味がある方は買い物を楽しめます。 |
目次 ・アクセス |
【電車でのアクセス】
木曾平沢駅下車すぐ、徒歩1分程度で中山道にでられます。
【車でのアクセス】
奈良井宿から約2kmですぐ到着します。
駐車場は奈良井川を渡ると「うるしの里広場 駐車場」(無料)があります。
訪問日:2021年11月
最後まで見ていただきありがとうございます。
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