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仁尾の町並み(香川県三豊市)


2026年10月1日
古い町並み , 香川県

【町並み感動度】
★★★★★
★★★★★53

町並み保存度
★★★★★
★★★★★50
海運業や製塩業、醸造業で栄えた当時の面影が町の各所に残されており、見ごたえのあるものになっています。
町並みの規模
★★★★★
★★★★★60
広範囲に風情のある町並みが残されており、ゆっくり散策を楽しめます。細い路地にレトロな風景が残されているのも魅力です。
観光魅力度
★★★★★
★★★★★50
中橋造酢や松賀屋などの大屋敷が残る町並みは見ごたえがあります。また、細い路地を歩くと様々な発見があります。

仁尾は、中世から戦国時代にかけて、瀬戸内海の海上交通の要衝として発展した港町です。城山には細川頼弘によって仁尾城が築かれ、城下町と港町としての基礎がつくられました。

江戸時代になると丸亀藩領となり、海運業や塩田による製塩業が盛んになりました。また、酒・醤油・酢などの醸造業や茶の交易も行われ、商業の町として大きく発展しました。
当時の仁尾の繁栄ぶりを表す言葉として、「千石船を見たけりゃ仁尾へ来い」とも言われたと伝えられています。町には四国屈指の豪商たちが軒を連ね、「西讃の小京都」とも称されました。

現在も、海運業や製塩業、醸造業で栄えた当時の面影が町の各所に残されています。創業270年余りの「仁尾酢」の造酢蔵をはじめ、昔ながらの建物や商店が点在し、港町として栄えた仁尾の歴史を感じながら町歩きを楽しむことができます。


目次

豪商たちが軒を連ねた港町、仁尾の町並み


仁尾の町並み(香川県三豊市)
仁尾は、古くから瀬戸内海の海上交通の要衝として栄えた港町です。細川頼弘によって仁尾城が築かれ、城下町と港町としての基礎がつくられました。

仁尾の町並み(香川県三豊市)
江戸時代には海運業や製塩業、醸造業などが盛んになり、大きな繁栄を見せました。

仁尾の町並み(香川県三豊市)
当時の仁尾の繁栄は大変なもので、町には四国屈指の豪商たちが軒を連ね、「西讃の小京都」とも称されました。

仁尾の町並み(香川県三豊市)
現在も、仁尾酢の造酢蔵をはじめ、昔ながらの建物や商店に往時の面影が残されています。

仁尾の町並み(香川県三豊市)
広範囲に風情のある町並みが残されていて、路地を歩くと色々なレトロものを発見できるのも魅力です。

松賀屋|仁尾の町並み(香川県三豊市)

中橋造酢株式会社の「仁尾酢」


仁尾酢 中橋造酢|仁尾の町並み(香川県三豊市)
中橋造酢株式会社の「仁尾酢」は、寛保元年(1741年)に創業した香川県最古の歴史を持つ米酢です。醸造所の建物は、江戸時代からの古い木造建築がほぼ往時のまま残されています。

江戸時代の札場の姿を残す「辻の札場」


辻の札場・仁尾の町並み(香川県三豊市)
仁尾町の「辻の札場」は、昔ながらの風情が残る「なかんちょ(中ノ丁)」と呼ばれる路地の近くにあります。江戸時代には、丸亀藩の「高札場」として使われ、藩からのお触れや知らせなどを掲示していました。現在も当時の札場の姿を伝える貴重な遺構が残されており、全国的に見ても珍しいものです。興味深いのは、江戸時代に設けられた札場がその後も地域の掲示板として使われ続けたことで、1979年(昭和54年)頃まで、仁尾町の公告や地域の知らせを掲示する場所としてに利用されていました。

豪商の繁栄を今に伝える「松賀屋」


松賀屋|仁尾の町並み(香川県三豊市)
松賀屋は、仁尾塩田の開発に関わった商家の店舗兼住宅として建てられた、築100年を超える近代和風建築です。大正5年(1916年)頃に建てられた建物などからなり、国の登録有形文化財に登録されています。

松賀屋|仁尾の町並み(香川県三豊市)
主屋は二階建ての入母屋造・本瓦葺で、南側に土間が設けられています。内部には和室が整然と配置され、建物の中央には階段を設け、その周囲に二階の和室が配される特徴的な造りとなっています。

松賀屋|仁尾の町並み(香川県三豊市)
塩田によって栄えた仁尾の商家の暮らしと、豪商の繁栄を今に伝える近代和風建築です。

賀茂神社の注連石


賀茂神社の注連石(しめいし)|仁尾の町並み(香川県三豊市)
賀茂神社の拝殿の前に置かれている大きな二つの自然石は、「注連石(しめいし)」と呼ばれています。もともと注連石は、詫間町の「鴨の越」の入江にあり、漁船の通行の妨げになっていました。秋晴れの大潮の日、多くの樽を用意し、氏子や地域の人々が力を合わせて石を宮浜まで運び、神前に建立したと伝えられています。

アクセス


【電車・バスでのアクセス】
JR詫間駅から三豊市コミュニティバス 仁尾線(観音寺駅行きなど)をご利用し、「市民センター仁尾」バス停で下車。乗車時間は約20〜30分、運賃は1回100円です。
バス停から中橋造酢のあたりまでは徒歩約6分、松賀屋までは徒歩約10分です。

詳しくは三豊市コミュニティバス時刻表・路線図をご確認ください。

【車でのアクセス】
高松自動車道「三豊鳥坂IC」から車で約15分
三豊市役所 仁尾支所の駐車場を利用できます。





訪問日:2026年5月




最後まで見ていただきありがとうございます。
ご感想や、仁尾の町並みについての思い出、これから出かけられる方に役立つ情報等ございましたら、コメント欄で教えていただけると幸いです。


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